平安陰陽奇譚 愁恋鬼篇

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054012158

作品紹介・あらすじ

陰陽寮の暦生として生活を始めた賀茂光栄には、十八歳も年上の弟弟子という頭の痛い存在がいた。安倍晴明である。この男、親子ほど年が離れているうえ、一筋縄ではいかない。勉学そっちのけで夜な夜な色事に勤しんでいるくせに、術のかけ方は癪に障るほど見事。しかも厄介なことに、光栄の美貌の父・保憲に懸想しているらしい。だが、なぜか憎めないのだ。ある日、光栄のもとに同僚から相談が持ち込まれる。恋人が鬼に憑かれているかもしれないから、『占』をしてくれというのだ。恋に疎い光栄は、致し方なく晴明に手伝いを頼むことになるが-。後に天才と呼ばれるふたりの陰陽師の、若き日の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 「式神が憑いてる人」のことを「《式神》」と表記するローカルルールが多少うっとうしい。もう少しスマートな表現方法はないもんかねー?
    最後の最後で保憲が登場。文中、やったら美形美貌と連呼されてた割にはシンプルな描写で、拍子抜け(笑)ま、本筋とは関係ないか。歴史バディもののプチミステリってとこかな。

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