及川久美のドールハウス 廃品や身のまわりのもので作る楽しさ (Gakken Interior Mook)
- 学習研究社 (2000年9月1日発売)


- 本 ・本 (114ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054013285
感想・レビュー・書評
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アイデアが凄い。
参考にしたいけど、どの廃品も材料に思えたら、ただでさえ片付かない部屋が更に片付かなくなりそうで少し怖い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館でたまたま借りた本です。
数種類のドールハウス(リアルなミニチュアとアート風の作品)が紹介され、そこに飾られている小物類の作成方法も数多く写真つきで説明されていて、ミニチュアのオブジェが好きな方なら大変参考になります。
また、使っている素材も、コーヒーフレッシュやお菓子などの容器や針金、紙粘土、厚紙といった廃品や入手しやすいものなので、安価なだけでなく、(廃品を見て)「これから何か作れないかな?」とか、作成中に「この部分は何で代用できるだろう?」という創造力を高めてくれる本です。
いくつかの作品は型紙も掲載されていますが、廃品などを使って作るものは完成品のサイズが示してあります。ドールハウス(建物)自体も段ボールや牛乳パック、素麺の木箱といったものを利用した作り方や様々なノウハウが掲載されています。
紹介されているドールハウスの作品の一部をご紹介すると、「アパート風の建物」(カラーボックスを利用した作品で、「スコーンの店」を含む様々なテーマの部屋で構成されている)や、「美容院」、「ガーデンパーティ」、「ハーブショップ」、「アクセサリーショップ」、「和風の骨董店」、「雑貨店」、など。
このレビューを書いている時点で、この本に感化されて、小さなドールハウス(「キッチンストーブのある風景」を参考にした作品)を作っているのですが、作った小物をブログのアルバムで公開しています。(本に書かれている具体的なノウハウは記述しませんが、それ以外は作り方の参考になるような説明を加えていくつもりです。)
アルバム 『なんちゃってドールハウス』
http://daishi100.cocolog-nifty.com/photos/dollshouse/index.html
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