ベルリン1945 ラスト・ブリッツ (歴史群像新書)

梅本弘

• 学習研究社 (2001年4月3日発売)

作品紹介・あらすじ

１９４５年４月、ナチス・ドイツの最後の牙城ベルリンは風前の灯であった。死闘を繰り広げる歴戦のドイツ戦車兵、Ｖ２奪還を画策する連合国軍。ヨーロッパ戦線の壮絶な戦いの幕が、今切って落とされる。巻末に特別寄稿・宮崎駿監督「妄想戦車戦論」を掲載。

感想・レビュー・書評

[蒼月さんの感想 · 2024年7月14日]

敗戦間近のベルリン防衛戦に参加した少年兵の二十日間を描いた作品で最後は米英の謀略でソ連のV2輸送列車を襲撃するというオリジナル展開やパンター砲塔4号戦車が出たりと面白いと思えるマニア向けな嗜好があるが読み手を選ぶかも。