失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎 (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス 115)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054015647

感想・レビュー・書評

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  • サイエンス・エンターテイナー飛鳥昭雄先生と、謎学研究家三神たける氏が、古代史のミステリーに挑むシリーズ七作目。2002年刊行。
    これまでのシリーズでは、数多くの資料と情報を元に、飛鳥先生が古代の謎を推理する、という形式でしたが、今作では、裏神道の総元締め「八咫烏」との対話を通して、「八咫烏」の語るヒントを元に、飛鳥先生が推理をしていくという形式。
    これまでの作品に比べてどうかと思いましたが、読み始めてみると、「八咫烏」のキャラクターに惹きつけられ、ぐいぐい読まされます。
    飛鳥先生の推理が甘いと、声を荒げて怒ったり、退席しそうになったり、時には殺気さえ感じさせたり、と、ハラハラする対話です。
    そして、飛鳥先生が解き明かす謎は、伊勢神宮に隠されているという驚くべきものでした。
    これをトンデモ本だと怒るか、歴史のロマンを感じるかは、読む人次第。
    自分には、最高にわくわくできる内容でしたよ。

  • すごい知識量でついていけない(;´∀`)
    自分の知っている範囲の知識と違う事実が書かれていることもあってよくわからない。

    たとえばスサノオの行為を嘆いてアマテラスが引きこもってしまう「天岩戸」の話は一般的には金環日食のことを描いてると言われています。
    しかし、本書では天照=イエスという説を唱えており、「天岩戸」はイエスの死と復活を描いていると語られています。

    あまりにも通説が覆されていて、こちらが真偽を判断できる材料がないので、畳み掛けるように論を浴びせられている感じでした。
    正直言って説明もわかりにくい。
    〇〇ということは◆◆であり、△△であるからして、××なのだ、というふうに、論が二転三転するのがシンドイ。

    常識を覆す話なので、全部疑ってかかるのも勿体ない気もしますし、信じ切ることもできない、そんな感想を持ちました。
    秦氏の話はかなり面白いと思うのですが・・・。

  • 分類=日本史(古代)。02年1月。

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