- 本 ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054019904
作品紹介・あらすじ
大和の若き大名筒井順慶の家臣嶋左近は、忍びの志乃を捕えた事を機に、筒井家の宿敵松永久秀暗殺に動く。久秀に仕える土蜘蛛一族の妖術と血みどろの戦いを強いられる左近。順慶の成長や志乃との交流まで描いた、第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞作品。
感想・レビュー・書評
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13/01/12 ご先祖様の跡をさがしたが・・・。残念。
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【ネタバレあり】
ずっとずっと読みたくてようやく読めました!!「嶋左近」という人物を知ったきっかけはゲームですが、史実や小説の嶋左近にもとても興味があり、いつか読んでみたい…!!と思っていた小説です。
左近の小説というと、関ヶ原の話が多く、そうなると悲しくてなかなか読めないのですが、こちらは筒井家時代の話なので、わくわくしながら読めました。
とにかく最初から最後まで左近がカッコいいので、嶋左近が好き!という人には、入手しづらいかもしれませんが、是非とも読んで頂きたいです…!
とにかく左近がカッコいい…!!というのが1番の感想ですが
久秀の最期が史実と違うのが面白いです。
浮介が味方になってくれて、数々の死亡フラグを見事にへし折って
最後までいてくれたのが嬉しかったですね^^
あのあとは左近の家臣か筒井の家臣になったのかな…?
それから、内容の途中で近江佐和山の事に触れ、
「石田三成」「関ヶ原」といった言葉が出てきたのが
個人的にすごく感動しました…!
史実での謎が多い左近が、こんなに活躍する小説が読めるとは…。こういった左近の小説がまた出てくれたら…そんな事を思いながら、あと3回は読み返す事でしょう… -
08/10/03読了
久々に本読んだ
嶋左近の若い頃、筒井にいた時代。松永久秀との対決の話。
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大和の筒井順慶の家臣・嶋左近は、忍びの志乃と共に同じく大和に割拠する筒井家の天敵・松永久秀の首を狙う‥。これは面白いです!ラストは久秀の死ですが、ここが少し史実とは違っいます。左近がカッコいいんですよ‥。
著者プロフィール
志木沢郁の作品





