くちなわひめ 佐馬之助無頼流始末

  • 学習研究社 (2003年3月11日発売)
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054020061

作品紹介・あらすじ

江戸の闇に巣喰う魔怪に、酒浸りの浪人・江辻佐馬之助の無頼の剣が挑む! 異形の神を祀る村から逃れてきた美少女を救うために佐馬之助とその仲間たちが奔走する表題作ほか、同シリーズ3編を収録した、妖しさと哀しさが交錯する新・伝奇時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でなんとなく借りたけど、予想以上に大当たり!妖怪好きのわたしにはすごくおもしろかった。
    みんないいキャラしてて、とくにお千と小次郎コンビに萌えた。

  • ■忌まれた村からの逃亡者は、妖神への生け贄だった。江戸の闇に巣喰う魔怪に、酒浸りの浪人・佐馬之助の無頼の剣が挑む! 表題作「くちなわひめ」ほか、「鉤爪小町」「うつせみ」を収録。新・伝奇時代小説。

    ■■江戸時代ホラーミステリー小説。主人公は剣の腕ではめっぽう強いが甲斐性のない無類の酒好きの浪人、佐馬之助。他にも個性的なキャラがたくさん出てきます。基本的に、みな良い人で、優しけどちょっと切ない結末がつきます。ホラーミステリーといってもドロドロ感はほとんどなく人情モノというほど熱い描写もなく、とにかく柔らかくて優しい人たちによる、ちょっと切ないホラー物語です。

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