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本 ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784054020443
作品紹介・あらすじ
慶長五年九月十一日、徳川家康が清洲に着陣した。余裕の家康であったが、大谷吉継の秘計にはまり、関ケ原へ釣り出されてしまう。迎えた東西決戦、一進一退の攻防が続くなか、東軍・島津の陣に衝撃が走った!義弘の決断が、東西決戦に想わぬ結末をもたらす!
感想・レビュー・書評
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相変わらず扱いが不憫というかかわいそうな子ポジの三成といよいよ謀略計略に大ハッスルな大谷さんであった。そして島津勢が格好良いのはデフォルトかーッ 釣り野伏せ! 捨てがまり!
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で、二冊目。<br>
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このシリーズ、全部六冊なんだけどいわゆる関ヶ原合戦はこの二巻で決着がついてしまう。<br>
以降四巻は、関ヶ原以降の豊臣と徳川の外交面を含めての攻防記でここまで主役だった吉継も主要人物の一人に後退する。<br>
史実では決戦前夜になってばたばたと移動するなど何もかもいきあたりばったりの後手後手だった西軍の関ヶ原合戦だったが、この本では最初から関ヶ原で決戦を挑むべく壮大な野戦陣地を構築しています。<br>
何よりも、関ヶ原の要とも言える松尾山に宇喜多秀家が入っていることがポイントでしょう。史実では、ここにかの有名な裏切者・小早川秀秋が入っているわけですから…(宇喜多秀家は最後まで西軍側で奮戦した唯一の大老です)<br>
ただこの巻、最後がちょっと強引すぎる気がします…。慎重居士の家康にしては…なあ…みたいな。<br>
どうせシリーズとして引っ張るのなら、三巻以降にこの合戦の決着そのものを持ち越してもよかったような気がします。<br>
なので評価ポイントは3(w
久住隈苅の作品





