- 本 ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054024977
作品紹介・あらすじ
トルストイの隠れたベストセラー。民話「人は何で生きるか」を新たに訳し、現代風ビジュアルを加えた新訳版。自分以外の生命の尊さに気づかず、自らの生きる目的ですら見失いがちな現代人にとって、この作品は多くの示唆と共感に満ちている。
感想・レビュー・書評
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アンソロジーかと思ったけど、短編一個のみだった。
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NHK100分de名著:8月の名著
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自己中には耳の痛い話です 悔い改めよ( `-ω-)ノ✧
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3つの問が主題となっている。「人には何があるのか」「人には何が与えられていないか」「人はなんで生きるか」
すてきな言葉たち
「すべての人々が生きているのは、彼らが自分で自分のことを考えるからではなく、人々の中に愛があるからです」
「神は人がばらばらに生きるのを望んでいないので、人それぞれが自分だけのために何が必要なのかを知らしめていない。人が一緒に生きるのを望んでいるので、自分とすべての人のために何が必要なのかは知らしめた」
「人は自分のことを考えて生きているが、実は人は愛によってのみ生きている」
なんで渋谷とか丸の内の写真を挟んだのかは、謎。きれいだけど、物語を邪魔している気がする・・・ -
トルストイはロシア国民の良心として、背全精神生活の中心として、ロシア国民の声として、偉大な芸術家として認め続けられた。
しかし、現実のトルストイの人生は迷いと苦悩の連続で、並外れて感受性の強い人間が真理を求めて、悪戦苦闘し自分自身と闘い続けた
奇跡でもあった。現実主義者であったトルストイは人生に即した材料を利用し、その材料を自分の道徳的信念の光に当てて説明することを
心がけました。
この物語は
「人には何があるか」
「人には何が与えら得ていないか」
「人は何で生きるか」
という課題を盛り込んでいまうs。
「愛」ということばが溢れている。トルストイの愛とは???それは理性である。
「私は、また神の意思とは人間が互いに愛し合い、したがって他人に対しては
自分を他人の立場において振舞うべきだということを信じる」
著者プロフィール
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