アスペルガー症候群と高機能自閉症―青年期の社会性のために (学研のヒューマンケアブックス)

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  • 学習研究社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054025059

感想・レビュー・書評

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  • 発達障害の支援は、幼児期に療育したから終わり、というのではなく、青年後も必要だというのと、仲間の支えが相互作用としていい結果をもたらす、というのが印象的だった。学校生活はもとより、就職には並大抵ではない苦労をしていることが伺える。

  • 青年期の社会性のために、というサブタイトルで期待したのに、やっぱり学齢期障害児の話が多く、18歳以上の人の話は本の少ししか載っていませんでした。
    18歳から22歳くらいの青年(社会に出たら大人とみなされる若者)の支援について書いてある本はどこにあるんだーーと叫びたい。
    ただし、本人に自己の特異性について自覚がなく、適応障害が固定化した状態では触法行為の発生率が高まるという指摘は有意義だった。

  • 入門編の次の情報=中級編としてつくられた本。
    99ページにある、
    「ねたみ」の感情をもつことも、
    人の「ねたみ」の感情を理解することもできなかった、
    という手記は、自分もそうだなあと思う。

  • 座談会とかを読んでいると、
    義務教育期間ごろに診断を受けた人と、大人になってから診断を受けた人、わたしも含むけど、
    助けて欲しいこともも困りごとも、微妙に違うかなぁという印象です。
    知りたいこと、今の社会情勢や制度などは、共通してるかもしれんけど。

    表紙は、なぜ女の人なんだろうなあ。
    正直こわくて(彼女のせいではまったくないんだけど)敬遠してしまうので。だから図書館で借りた。

  • この本の前作となる入門書があるそうですが、先にこちらを手にしたので読んでみました。内容は専門的なものも含まれますが、とても読みやすく、また具体的ですので、教育関係者等、関わる人たちはもちろん、できるだけ多くの人たちに読んで欲しい内容であると感じました。

  • 一口に発達障害といっても様々な事例があり、それに合わせた対応が必要。放っておいたら取り返しのつかないことにもなりうる。

  • 高機能広範性発達障害の子供たちが青年期を迎え起こってくる問題と、就学、就職にまつわるさまざまな症例について書かれ、今後どういうふうに彼らを社会に迎えていくかの方向性を考察した本。保健所、学校など、まだまだの面はあるにせよまだ対応場所のある児童期を過ぎ、受け入れ場所も限られ、反抗期や性の目覚めも絡んで、思春期以降の問題に関しては本当に難しい。このような障害を持つ子供は今後どんどん診断され増えていくだろうから、関係者にとっていちばん関心の深い問題になるはずで、真摯な提言を読むことができた。

  • 社会性の記述が少ないのでは?
    自閉症白銀説などは読み飛ばしてもよいかと。

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著者プロフィール

1951年、静岡市に生まれる。1976年、久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授を経て、2001年、あいち小児保健医療総合センター心療科部長兼保健センター長。2010年、浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授。現在、同大学客員教授。日本小児精神神経学会常務理事。

「2018年 『子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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