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本 ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784054026759
作品紹介・あらすじ
日米開戦の予感漂う昭和15年秋、船団護衛の必要性に理解を示さぬ陸海軍に業を煮やし、南方からの資源輸送の船団護衛を主任務とする逓信省所属艦隊が発足した!国家の動脈を死守すべく奮闘を続けていたが、レイテ海戦に参入し、予想外の奮闘を見せつける!
感想・レビュー・書評
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陸海軍には内密に組織され、独自行動をとっていた通商護衛機動艦隊だったけど、一巻での活躍とバックに付いた内務省、逓信省の働きから一組織として認められたようだ。
主任務は通商護衛なんだろうけど、陸海軍からの依頼も副任務として受けるようだ。
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今回はカダルカナルで撤退している部隊への補給物資の輸送を依頼されたようだが、ちょうど連合軍の攻勢が開始され、巻き込まれたね。
通商護衛機動艦隊の動きも気になったけど、現地の陸海軍が協力体制を敷いたことには驚いたな。最終的に海軍参謀が一人犠牲になってしまったけど、少し希望が見えたよ。
海軍の空母への突進を蚊に例えたのは面白かったな。
飛行隊長の話していた戦術的勝利が戦略敵・外交的・政治的な勝利に繋がるという事を簡単にではあるが示した事は新鮮だった。あんまり架空戦記では触れないんだよな。
史実の日本は戦略的勝利どころか戦略的な方針するなかったんだよな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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