レクサスのジレンマ ブランド商品化する自動車とマーケット

  • 学習研究社 (2005年11月1日発売)
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  • 本 ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054028142

作品紹介・あらすじ

2005年8月、トヨタ自動車の新しい高級車ブランド「レクサス」の全国展開スタートまでを追ったプロジェクトのインサイドストーリー。クルマとマーケットのブランド商品化にまで視点を広げ、多角的な見地からトヨタの戦略を徹底的に検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 2006年度ゼミ研究班

  • 2年前に日本に展開し始めたレクサスの本

    2年経ったいまレクサスはなかなか苦戦をしている。16年前にアメリカで成功したときとは状況が違うからだろう。

    歴史あるベンツなどをはじめとするブランドを短期間につくるのは非常に難しい。

    『少しでも安く高性能で多くの人の手に』を求めていたトヨタとは間逆のレクサスというブランドを構築するにはまだ時間がかかる。

    例えばセルシオをLSとして販売する時に傍から見ればエンブレムが変わっただけと揶揄されかねない。車がハードならブランドとはソフトに相当する。このソフト作りをどうすのか、成功すれば一つのケーススタディになるだろう。

    このソフトをどのように磨き上げるか今後もレクサスを見守っていきたい。

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