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本 ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784054030305
作品紹介・あらすじ
当たり前のように、「母さん」って呼んでいても「母さん、ありがとう」って言ってなかった。心の中では、母さんへ伝えたい言葉がたくさんあるのに…。ページをめくるごとに、大切な何かを気づかせてくれる、1冊である。
感想・レビュー・書評
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今日が昨日へと沈み
ゆくころ、
一日の務めを終えて
心がようやく一息を
つくころ、
ふと母のことを想う。
母親とは無欲なもの。
我儘も癇癪も焦りも
不安も、
私の何もかもを受け
とめて、
自分の夢を抱える手
は余らず。
その夢は足元に置き
ざりのまま。
いつしかその手前に
置いた私の夢。
いつの日かその奥に
置かれる我が娘の夢。
そこは私という小舟
が碇をおろす、
遠い昔、春の訪れを
告げられた日に夢に
見送られた桟橋─
日に日に春の香りが
柔らかく満ちてくる、
三月の後半ちょうど
今ごろになると、
葉祥明さんの絵画が
恋しくなります。 -
母親への感謝
そして嫁(我は娘たちの母親)への感謝
詩で表現されて、短い文章にグッとくる一冊 -
葉祥明美術館で出逢った詩。
母の気持ち。
母になってみないとわからなかったことが沢山あります。
その気持ちをすべて言葉にしてくれた本。
この詩は映画「東京タワー」のワンシーンにも出てくるそうです。
葉祥明美術館の20年を振り返っての講演で
葉祥明さんに朗読していただきました。
葉祥明さんの本は多くを語らなくても
シンプルなコトバとシンプルな絵から
あふれる想いが伝わってきます。
サインをしていただき記念の一冊となりました♪ -
【夢ゼミ'11年2月おススメ本】中学生だったか、高校生だったか、今では忘れてしまいましたが、葉祥明さんの本を集めていた時がありました。そして、今回本屋さんで、そのタイトルに惹かれて、久しぶりに葉祥明さんの本を手に取りました。
淡い鮮やかな色のやさしい絵。きれいだなぁと、読み進んでいくうちに、私の目は、みるみる涙でふくれあがっていきました。あまりにも、「母親」というものを言い表しているから。 -
H20年6月 6-3
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再読
2009-12-167 -
思わず涙があふれそうになりました。
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母親と言うものを改めて考えるきっかけになった本。
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母さんて言葉は
ありがとう
大好き❤ごめんなさい。
イラストも優しい✨
著者プロフィール
葉祥明の作品






(人*´∀`)。*゚+
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