1章 子どもが安心する環境整備
時間環境・人環境・空間環境の整備
・隙間時間の指示
・脚にテニスボールをつける 本棚に布 窓にフィルム←些細なことが気になってしまう
・「あなたが大切だ」の言葉
みんなの前で読んでみたい人 今日もよく来てくれたね まってたよ 読むときは誰に聞いてほしい? おまたせ○○君 いつものように~してね
2章 子どもが安心する規律づくり
学習規律・生活規律→子どもに「安心感」を与えるための規律
・時間規律→ベル着だけでなく授業に向かう力を鍛える 目当てを書いて待つ 学習内容を黙読して待つ
・視覚支援→見えないものを見えるようにする 見て分かる手立て 視覚支援でほめることをつくる スモールステップ
・「困り感」の軽減→「安心感の保障」→「イケテル観の育成」
3章 課題と手だてのある授業
課題・手だてのある授業
・ことばのユニバーサルデザイン
課題→活動の最小単位 「何」に対してほめるのかの「何」に当たる部分
・主課題と副課題
・「あったことや感じたことを書きましょう」→観点が不十分 観点やプロットを示す
・表現力を豊かにする→「感情を表す言葉」要約のやり方の図示
4章 形式のある授業・保育
形式・向かう先
・水戸黄門のような、静的な見通し(認識作用)
・動的かつそこに向けて今を生き生きと動く行為活動としての向かう先(印籠を出す)
5章 係・班活動と学級の自治
友だちから学び友だちに教える
・表などで役に立つ私を実感
・班活動のポイントはリーダー育成(リーダーの役割・班のメンバーにしてもらうことを書いて指示しても良い)
・狙いを明確にするために、必ず集会名を
・学級集団がどれだけ育っているかは自習時間でわかる
集団作りの向かう先は学級自治
6章 学級の人間関係づくり
人への関心・聴く作法
・相手に届ける言葉→一秒で言えるいい言葉
・友達に教えてあげたい技の紹介の実践→関心を持たせる
・3つの聴く作法
相手の話を理解しようと思って聴く 相手の方を見て聴く 反応しながら聴く
・学校で教えたい人間関係→民主的人間関係→日常的人間関係と非日常的人間関係
学校という非日常で教えられる人間関係→非日常的人間関係
やがて両者は交わり民主的人間関係形成
・三年ニ学期の壁→日常的人間関係が保てなくなる時期
・不公平感への手だて
目に見える形でクラスの規範を示す(子供に求める活動を書き出す)←不公平感は、自分たちはこれだけしているのにという気持ちから発生するため
7・8章 個別支援はこうする〜小・中学校
教室に居続けられない子ども、不登校・保健室登校の子ども
「余力のある枠組みを支援者が決め、枠組みの中ですることは子どもと相談して決める」
子供に安心感を保障するには、見通しと向かう先 できた・わかった体験 人間関係
・個別支援シート
子どもの行動・子どもの困り感・支援の柱「必要なケア」と「つけたい力」←子どもを主語にして書く スモールステップで子どもに伝わる具体性
・オーダーメイドマニュアル
その子を支援するための、ヒント集 成功例だけを書く
支援が必要な場面 教師の手だて 子供の行動 支援のポイント
9章 保護者とともに子どもを育てる
相互参画・保護者を交えたケース会
・決められたことに時間等の幅を持たせる
・ポイント制の導入←子どもがめげたら、3日間ポイント2倍等
10章 組織支援の取り組み
教師のつながり
・子どもにどういう学びがあったか どういう困り感があったか