天破 三国志 長江を疾る風 (1) (歴史群像新書)

  • 学習研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054031845

作品紹介・あらすじ

「江南の小覇王」孫策は曹操の野望を挫き、自らの暗殺未遂事件を機に、大博打に打って出た。江南に覇を唱えた孫策、弱冠27歳。同年齢の美貌の親友・周瑜。眩しい若さに溢れる軍団が、乱世の梟雄を向こうに回し、熱き戦いを繰り広げる!

感想・レビュー・書評

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  • 孫策がもし生きていたら…のifストーリーでございますね。
    孫策と言う人柄が生き生きとしていて非常に爽快感があります。三国の似非信長なだけはある。
    オリジナルストーリーの為かちぐはぐした部分も多いが、それ以上のものもあり、良い。
    一人ひとりの個性が豊か。だが今までやってきた中で(ゲームや他小説等)見てみると随分違った印象が見えるが、
    それも史実を考えると、ちゃんと納得できる性格ばかりで、これでまた面白い。(と言うよりこの本の中の性格の方が正しいとかだったら俺の知識不足なのだがw)
    1巻目は献呈の取り合いや曹操と袁紹の官途の戦いなどがメインになってたりします。
    その辺孫策不足だなぁとか思っていますが、なんせ曹操ばかりではなくてその周りの部下達(荀?とか)も目立ったりしてて意外。孫策不足でも楽しめます。
    省略されがちな献呈を受け取る部分とかも、何気に場面が入ってたりしたり。
    ちょっと意外だったのは、時々元に戻るとただの不良口調になる劉備とか(ビビる)孫呉兵の雄たけびが「キエエエエェェ」だったりとか(笑)
    まあ其処も作者の意図として楽しんでますが。

  • 結構面白い。
    歴史に”もしも・・・”はないけれど、「あの時孫作が死ななかったら・・・・」ということで話が進んでいく。
    呉好きには堪らない設定。

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