古沼貞雄情熱: 全国制覇9度帝京サッカ-の真実 (GAKKEN SPORTS BOOKS)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054032415

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  • 小沼監督の人生を追うことで、帝京サッカーの快進撃を追体験しているようで、ワクワクして読み進めることができた。全盛期よりも、初めての全国優勝にたどり着くまでの苦闘が一番見所があった。まさに、そこに原点があるのだろうと思えた。ある段階で壁を越えないといつまでたっても越えられない。人からいわれて上手くなった選手はたかがしれている。など、人間観察の達人ならではの言葉に度々で会うことができた。勝負師ならではのエネルギーの大きさも感じられる。だれもがこのようになれるわけではないし、きっと陰にある苦しみも相当なものだったろう。いたって普通の自分にもたくさんの示唆を与えてくれた情熱の書。

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著者プロフィール

元川悦子(もとかわ・えつこ)
スポーツライター。長野県生まれ。94年から国内外のサッカーを精力的に取材し、
W杯はアメリカからロシアまで7回連続現地取材。
『Number』『スポーツナビ』『フットボール批評』などに寄稿。
『いじらない育て方 親とコーチに聞く遠藤保仁』(NHK出版)、
『古沼貞雄 情熱』(学研)、『全国制覇12回より大切な清商サッカー部の教え』(ぱる出版)、
『僕らがサッカーボーイズだった頃』(カンゼン)などサッカーの指導者、選手を題材にした著書多数。
近刊では本田裕一郎監督の『サッカー育成改革論』(カンゼン)の構成を担当。

「2020年 『市船イズム 市立船橋高校サッカー部から優秀な選手 指導者が生まれる理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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