- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054033948
作品紹介・あらすじ
テレビやラジオなどで強烈な個性を放つ音楽家、青島広志の魅力満載のエッセイ集。分かりやすいオペラの解説や抱腹絶倒の音楽裏話に加えて、自筆のカラーイラストも収載!スミからスミまで青島広志で一杯のファン待望の一冊!
感想・レビュー・書評
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『題名のない音楽会』などでよく出てくる青島広志の書いたエッセイ。音楽の話も半分くらいあるが、あとの半分は著者の生い立ちや生活、趣味について。
最近オペラを初めて生で見て、前々から買ってあったけどなかなか読まなかったので、読んでみた。青島広志と言えばNHKラジオの高校講座「音楽」を担当していて、自分が中学・高校生の時に何となく聞いていて、早口だけど聞きやすいし面白いなという印象があった(今でもネットで聞ける)。文才のある人で、それぞれのエッセイもとても面白いが、少女漫画から影響を受けたという著者の絵が混ざっている。カラーで見れる部分もあるが、通勤の電車で読むにはいささか周りを気にしてしまうような絵ばっかりだった。著者の性的な趣味が現れている部分も多々あり、ちょっとプライベート過ぎてひいてしまう。いずれにしてもやっぱり面白い人だなあ、と思う。ハリーポッターにも出てきた「マンドラゴラ」の話なんかは面白い。(13/02/23)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
音楽、特にオペラに関する小ネタがおもしろかった。
文章も上手。 -
うーん、「題名のない音楽会」での音楽家に対する遠慮のない率直な講義を期待して読み出しのだが、半分以上とりとめないエッセイだった。
まあ、本人書いた挿絵と最後のクラシック話はさすが、です。
著者プロフィール
青島広志の作品





