- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784054034587
作品紹介・あらすじ
元KGBの大物、マフィア、新興実業家、ユダヤにチェチェン……複雑極まる状況下で強引権威主義を強めようとするプーチンは、批判者の抹殺に手段を選ばない。〇六年のリトヴィネンコ事件を軸に、ロシアの政権、利権をめぐる恐るべき暗闘の世界を暴きだす!
感想・レビュー・書評
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KGBはなくなりましたが長い手は時代を超えて不滅です。
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ネットで調べたことを羅列しただけ。
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[ 内容 ]
巨万の富を誇る新興実業家(オリガルヒ)、政界に根深く巣食うマフィア、チェチェン人やユダヤ人の思惑…複雑きわまる状況下で、強硬に権威主義へと向かうロシア。
批判勢力の口を封じるために用いられたのは、放射性の猛毒ポロニウム201だった。
[ 目次 ]
猛毒を盛られた日
リトヴィネンコ毒殺事件
反プーチンは抹殺せよ!
元KGBルガヴォイとコヴツン
スカラメラとCIA
イタリアとKGB
ベレゾフスキーの友情
チェチェン戦争
イスラエルのネヴズリン
密告と自白
ユーコス、メナテップの闘い
ユーコス壊滅作戦
オリガルヒの黄昏
シロヴァルヒの台頭
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
エリツィンは後継者として20人の人々を検討し、プーチン一人に選んだと主張している。本当はプーチンを選んだのではなくて、プーチンに追い出されたというのがより真実に近い観察かもしれない。
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巨万の富を誇る新興実業家(オリガルヒ)、政界に根深く巣食うマフィア、
チェチェン人やユダヤ人の思惑…複雑きわまる状況下で、強硬に権威主義へ
と向かうロシア。批判勢力の口を封じるために用いられたのは、放射性の猛毒
ポロニウム201だった -
ロンドンでポロニウムという放射性物質が使われてリトヴィネンコ氏が毒殺された事件、当初からロシア国家による暗殺ではという説もあったが、この事件とその背後にある国際的なマフィアとの関係を克明に綴られている。