子どもの心に届く言葉・届かない言葉 教師力・親力をアップする教育コーチング

  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054037120

作品紹介・あらすじ

教師を目指す人、教えることに迷いを感じている教師、子どもを持つ親に向けた教育コーチングの入門書。分かりやすい事例と実践を交え子どもの能力を伸ばすノウハウを伝授。「傾聴」「質問」「承認」「同行」の4ステップでコーチングスキルがみるみる上達!

感想・レビュー・書評

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  • コーチング。学んでみたいと思うけれど、話をじっくり聞く忍耐強さ、どっしりと見守る寛容さ、私には欠けているのですよね^^; この本に出てくる具体例も、我が子に置き換えると、そんなに寛大な気持ちで接することは出来ないと思ってしまいます。うーん、難しい…。まずは私自身から変わらないと!

  • ・信念が大切
    無理だとやる前から決めつけてると何もできない
    できる可能性を放棄している
    ・イメージが大切

  • 勉強中です。

    何事も、そんなの当たり前じゃないか、ということが書いてあるのが指南書だと思います。出来るか出来ないか。それには具体的な指南が必要で、その手法が確立されていることがこの本、コーチングの強みだと思います。
    啓発系はどうしても斜に構えてとらえてしまいがちですが、冷静さを保ちつつ、真に受けないと、変化も成長も無いのだと思います。

    わかってるけどできないんだよね!だからトレーニング!できれば最終資格までとれるように学んでいくつもりです。この年になったからこそ、謙虚さを忘れずに自分のダメさを忘れずにいたいものです…。逆に言えば、まだまだ変われると思っているからこそ。

  • 長女の学校の便りに載ってた推薦本。コーチングって義務教育で教えればいいのに。社会人のコミュニケーションにも大いに役立つ本だった。涙腺緩む箇所もあり…。

  • ■教育
     教(teach)・・・知識:教える、与える、身につけさせる
     育(coach)・・・人間性:養い育てる、見守る、一人前へと導く
     育が教の土台

    ■コーチング
    ・"話す"ことは"放す"こと
     話してすっきりすることもある
     抱えていることを"手放す"ことができる

    ・"話す"ことは"離す"こと
     話すことによって、自分の考えがまとまることがある
     "離れた"視点から自分を客観的に見て考えを整理できる

    ・コーチングの理念
     人は育とうとする生き物である
     人は自分の中に答えを持っている
     人はそれぞれ

    ■傾聴
    ・判断を脇に置く
     話を聞いていて、"自分の考え"が浮かんできても脇に置くこと
     あくまでクライアントの判断を確認することが大事
     クライアントが"放し"きって、コーチの判断を求めてきた時に提案をする

    ・沈黙を傾聴する
     沈黙には意図があり、クライアントの意図を大切に扱う
     時間に制限がある場合などは「時間だね」「5分経ったね」と事実のみを伝える

    ・質問は○何? ×なぜ? ×どう? ×どんな?
     なぜそうなってしまったのでしょう?
     原因は何でしょう?

     そうするとどう変わりますか?
     そうすると何が変わりますか?

     次回までにどうしますか?
     次回までに何をしますか?

     何?の質問はクライアントの心理と事実を区別する働きがある
     自分を客観視して話しやすくなる
     また、理由や説明を求めないため、論理立てがいらない、考えやすい

     なぜ?の質問は相手を否定し、追い詰めやすい
     なぜ?には「相手を変えよう」という意思が入ってしまう
     何?の質問は相手を否定しない

     なぜできないの?(できないのは間違っている、直せ!)
     何があったらできる?(できるモノを探せばいいので答えやすい)

    ・開いた質問を
     クローズドクエスチョン:はい、いいえを聞く質問
     オープンクエスチョン:Yes、Noでない回答をする質問

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著者プロフィール

日本青少年育成協会理事

「2016年 『この一冊でわかる! アクティブラーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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