気になる子の保育Q&A―発達障がいの理解とサポート (ラポムブックス)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054037205

感想・レビュー・書評

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  • 対象者は幼児~小学校低学年くらい。保育月刊誌に連載されていた記事をもとに書かれているようなので、保育園の事例が載っています。

    でも、内容をよく見ると、気になる行動に対して保育者や親の関わり方が詳しく書いてあり、とても参考になります。

    この本にも書いてありますが、子どものことを観察して記録し、対策を検討して実践する・・・
    このことが、子どもを理解することにもつながるし、子どもにとっても「理解された」という安心感につながっていくのではないかと思います。

    私も知らないうちに、こういうことやってました。自己流だったけど、実際に効果があることだったんですね。ちょっとうれしい。

  •  発達障害を中心に、保育における「気になる子」の対応例をQ&A方式でわかりやすく説明されています。自分の悩みと照らし合わせ、必要な箇所を読むことができるのがいいです。
     どんな「生きにくさ」「かかわりにくさ」を持つ子でも、育とうという力は等しく持ち合わせている。保育者はそのことに目をむけ、その子の内面にどのように近づいていけばよいのか・・・アプローチの仕方が丁寧に書かれているので明日からの保育に、すぐに役立つ一冊です。

著者プロフィール

こころとそだちのクリニックむすびめ院長。児童精神科医師。臨床心理士。北海道大学名誉教授。
『僕の児童精神科外来の覚書――子どもと親とともに考え、悩み、実践していること』(日本評論社、2022年)、『「発達障害」だけで子どもを見ないで その子の「不可解」を理解する』(SBクリエイティブ、2019年)

「2023年 『ADHDの僕がグループホームを作ったら、モヤモヤに包まれた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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