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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054037236
作品紹介・あらすじ
東京に架かる橋の中には、江戸時代に架けられたものも多い。その名の由来、建設の経緯からそこで起きた事件、舞台となった小説や落語に芝居、浮世絵など、43の橋にまつわる物語から、歴史を繋ぎ、人を繋いだ江戸の橋の魅力に迫る!!
感想・レビュー・書評
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住所表記もなかった頃は、橋が地理上の目安になっていた。現在の駅に対する感覚が、それに近いと思われる。
家康が架け、慶喜が去っていった「千住大橋」。浅野内匠頭が罪人駕籠で渡った「平川門橋」。幕末の大事件を目撃した「桜田門橋」。大江戸の中心、天下一の「日本橋」。
水の都と言って良いほど、水路が縦横無尽に発達した江戸には橋が多く、そのため江戸時代に記された文献、書物などには橋がよく登場するうえに、橋の名前の由来や誕生の逸話、そこで起きた事件、描かれた小説まで、橋に関する話は想像以上に多い。
そんな時代の変遷、人の人生の一区切りを繋いだ、江戸に架けられた43の橋の魅力に迫る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
橋を中心に江戸を知る本。橋の由来や、まつわる話が面白い。また、その橋を取り上げた山本周五郎氏や宇江左真理さんらの小説が取り上げられていて、それらも興味を持った。
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