真実のビートルズ・サウンド (学研新書)

  • 学習研究社 (2008年11月18日発売)
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本 ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784054037878

作品紹介・あらすじ

今明かされるビートルズ・サウンドの真実。ハーモニーや演奏、サウンド・アレンジの新事実を、アルバムごとに解き明かしていく。そこには実に巧妙なマジックが隠されていた! ビートルズの新しい魅力を発見できるファン待望の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ギター、ベース、ドラムというロックバンドのフォーマットで出来ること総てビートルズにやられてしまった―とこぼす人がいる。

    本書はその言葉を音楽プロデューサーである著者が(五線譜を使わずに)ドレミの理屈で論じたものである。


    HRもNWの影も形もない60年代にリアルタイムで聞いたら、さぞオドロキだったのだろうなぁ。

  • 著者は井上陽水、浜田省吾、山口百恵らのプロデューサーでもあった人。
    目新しい情報も結構あり、また音楽業界出身の人ならではの視点もあり、結構読み応えはあった。
    実は本書を大幅に加筆したのが「真実のビートルズ・サウンド完全版 全213曲の音楽的マジックを解明」なのだが、そのことを知らずに購入。
    「真実のビートルズ・サウンド完全版 全213曲の音楽的マジックを解明」は既に持っていたので、内容的にはダブってしまったことになる。まぁ、いいけど。

  • ビートルズに関しては結構知ってるつもりだった、私も知らなかった情報が多い。かなりのビートルズ好きじゃないと全く面白くないだろうと思われる本。

  • [ 内容 ]
    今、解き明かされるビートルズ・サウンドの真実。
    ハーモニーやサウンド・アレンジ、レコーディングの手法に隠された新事実を、アルバムごとに解き明かしていく。
    そこには実に巧妙なマジックが仕掛けられていた!
    ビートルズ・サウンドの新しい魅力を次々に発見できるファン待望の書。

    [ 目次 ]
    1 前期1962~1964「バンド活動の3年間」(『プリーズ・プリーズ・ミー』スタジオ録音なのにライブのノリが聴けるデビュー・アルバム 『ウィズ・ザ・ビートルズ』ライブ感覚を踏襲しつつ、前作からさらに進化したセカンド・アルバム 『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』12弦ギターに彩られた、全曲オリジナル曲によるサウンド・トラック・アルバム 『ビートルズ・フォー・セール』カントリー・ブルース・フレーバーとロックンロールがミックスしたアルバム)
    2 中期1965~1967「世界を変えた3年間」(『4人はアイドル』ビートルズのコーラスの魅力が満ちあふれているアルバム 『ラバー・ソウル』ビートルズがバンドとして完成した絶頂期のアルバム 『リボルバー』初めてビートルズがレコーディングの主導権を握ったアルバム 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』ポールが創ったロック史上初のトータル・コンセプト・アルバム 『マジカル・ミステリー・ツアー』イギリスでのサウンドトラック盤がアメリカで編集され、強力な公式ベスト盤になった)
    3 後期1968~1970「終焉までの3年間」(『イエロー・サブマリン』ビートルズの曲が6曲しか入っていない変則的なサウンド・トラック 『ザ・ビートルズ』(ホワイト・アルバム)4人のソロ・アーティスに、他の3人のメンバーが伴奏したようなアルバム 『レット・イット・ビー』伝説の天才レコーディング・プロデューサー、フィル・スペクターに委ねたアルバム 『アビイ・ロード』「ジョージ・マーティン+ビートルズ」の最高傑作 『パスト・マスターズ VOL.1&2』アルバム未収録曲による世界最強のベストアルバム)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 2010-01-28

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著者プロフィール

1947年生まれ、神奈川県出身。大学を卒業後、東京音楽出版(ホリプロ)に入社。井上陽水、浜田省吾、山口百恵など、約40組の音楽プロデュースを担当。キティ・レコードに移籍後はH2O、岩城滉一など10数組、独立後は、松田聖子、岩崎宏美、裕木奈江などの音楽を制作。現在までに約1,600曲を手がけた。ビートルズ研究家としての顔も併せ持ち、『真実のビートルズ・サウンド』(学習研究社)、『プレイバック 制作ディレクター回想記 音楽「山口百恵」全軌跡』(学研教育出版)の著書もある。現在、音楽プロデュースの他、ビートルズやパブ・ロックなど、複数のバンド活動も行っている。

「2016年 『ニッポンの編曲家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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