- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054040243
作品紹介・あらすじ
2009年5月から始まる裁判員制度。これによって選挙権のある人間のほとんどが裁判員の候補となる。多くの人が、そこで「人を裁く」という、あまりにも難しい問題に直面する。その指針となるのが「刑法」。本書は、あまりにもわかりやすい、刑法の入門書。
感想・レビュー・書評
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裁判員にとって必要な刑法の条文が用意されている。
保護責任者遺棄致死や、危険運転致死傷罪も含まれているということは、刑罰が重めにシフトしそうなものも対象だということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平易な記述。わかりやすい。
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[ 内容 ]
ほぼすべての国民が裁判員となって人を裁く可能性をもつ裁判員制度。
この制度の下、市民裁判員は、「強盗殺人」「放火殺人」「誘拐」など、極刑も想定される罪を裁くことになる。
「市民感覚」「白紙状態」…そんな姿勢で臨んだ法廷で、彼らを待っているのは、「人を裁けるのか」という大きな苦悩だろう。
いかに人を裁くべきか?
その指針、そして大原則となるのが「刑法」である。
実例を豊富にまじえた、あまりにもわかりやすい、裁判員制度時代の刑法入門書。
[ 目次 ]
序章 裁判員にとって必要な条文はこれだけ
第1章 「罪と罰」―「罪」の世界
第2章 正当防衛と緊急避難―許された殺人、許された傷害
第3章 犯罪の故意―微妙な内面の世界
第4章 責任能力―犯罪を犯していても無罪になる世界
第5章 未遂犯と中止犯―犯罪が中途半端に終わった場合
第6章 共犯―知られざる「共謀共同正犯」の世界
第7章 「罪と罰」―「罰」の世界
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