- 本 ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054040380
作品紹介・あらすじ
西洋医学とは、まったく違うアプローチで身体を癒す「鍼」の驚くべき力と健康法を紹介。スポーツ選手の怪我からアトピーまで広範な症例で実績を示す名医・菊池亨氏の方法論を中心に東洋医学の衝撃の可能性に迫る。無形文化財の能楽師・清水寛二氏推薦。
感想・レビュー・書評
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絶版になった本ですが…
興味深く読めて、鍼灸師にとっても示唆に富む内容。
患者さんに寄り添う鍼灸の先生で納得いくまで丁寧な問診されるのだろうと思います。
問診、診察、脈診だけで治すと言われていますが…
ただし、本文だけ読んでも治療の方針の取り方が良く掴めません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かったし、鍼灸を学ぶ動機付けの強化にもなった。
けれどこの先生は忙しすぎる。多忙すぎるので新規の患者は受け入れられないと言うなら、鍼灸は効果がある、難病でも諦めなくていいと言われても、実際は諦めざる得ないわけで。
優れた先生には、精力的に患者を診ることも当然大事だけども、後進の育成に時間の何分の一かを使って欲しい。でないと、鍼灸の技は華岡青洲の麻酔術と同じように途切れてしまうことになる。 -
著者は鍼灸のみならず、漢方、整体、脈診、問診、聞診(耳や鼻をつかった診断)にも精通する東洋医学のスペシャリストである。広く浅く書かれており、素人が東洋医学の世界の奥深さを垣間見るのに適した本と思う。同じ人でも体調の変化によって瞬時にツボの位置が変わってしまったり、ツボも治療を欲するツボは鍼がスッと入るが、治療を拒むツボには鍼がはいりずらいなど興味深く読むことができた。
健康・家庭医学の作品





