時間管理の基本とコツ: たちまちわかる・すぐに役立つ (「ビジネスの基本とコツ」シリーズ)

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  • 学研プラス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054041400

作品紹介・あらすじ

時間管理をマスターすれば仕事が速くなる!うまくいく!短い時間で確実に成果が出る段取りの技術!タイム・マネジメントの実践テクニック35。

感想・レビュー・書評

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  • 時間術に関して学んでおりそれら関連の本の固め読みをするに際し、あるコンサルタントの方の推薦本がこの著者のモノであり、具体的にはどの本か不明だったので2冊選んだ内の1冊がこの本。(他の著者のモノは得意分野が別にありその上で時間術の本を書いている。こちらの著者の方は時間管理術専門)

    ちなみにもう一冊の方は
    たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法―やるべきタスクをらくらくこなすシンプルな原則
    というタイトル。





    個人的に各章見出しのまとめ。
    1:余裕ある時間or宿題管理
    2:著者式時間管理テクニック
    3:時間管理ツール記入方法と視点
    4:タスク計画実践編、注意点
    5:一日の時間の流れ、使い方
    6:長期計画関連

    それらまとめ抽象化・・・
    結果、ほぼ本のタイトル通りの、
    「著者の時間管理方式の超基本編」
    と、無意識がはじき出した。







    以下部分的に気になった点を。

    ・人間、基本的に所要時間を短く見積もる。
    楽観的に見積もってはいけない。
    ・無理せず控えめに予定。
    ・時間を上手に使う=予定を詰め込むこと という勘違い。
    ・タスクも管理するのが時間管理
    (アポ以外の仕事時間の使い方も管理しようというのが本来の時間管理の発想)
    ・リソース管理=タスク管理+アポ管理 仕事の総量
    全体の仕事量が自分の使える時間を超えないように調整すること
    ・早い段階で実行日開始日計画 バタバタ病克服
    ・タスクを日別に整理(著者方式の肝)
    実行日だけを決める
    ・行動移動時間含めアポの時間(注意)
    ・特定の日にタスクを集中させない(平準化のため)
    ・いたずらに実行日を早くすればいいというわけではない
    始められる日より後で、期限より前
    ・発生のたびにタスク実行日決定、余裕を持った実行日
    ・タスク生じるたびに書き込み→いつの間にか計画完成
    ・後で調整できる余裕
    ・時間掛かる仕事、分解する
    ・今日やるべきことが明確=やらなくていいこともハッキリしている
    ・仕事量多い、できるだけ早い段階で判断、交渉、断る
    実行段階で多すぎに気づいても手を打ちにくい
    ・上手な断り方 理由も簡単に述べる
    ・柔軟な計画を立て、予想外の事態に備える
    ・タスク整理されているありがたみ
    ・タスク処理順序、気分や効率などで考慮
    ・脱線しても元に戻りやすい環境づくり
    ・その場で書き込む(か、やる)
    ・長期と毎週の時間管理をうまく連携
    ・長期スケを具体的にする際に区切り入れる
    ・遠い日付の期限を実感する工夫を
    ・週の区切り
    ・プロジェクト計画を自分の計画に落とし込み


    各章終わりにコラムあり。チョイテク集。
    1:メール2度見減らす。返信するなら最初に読んだ時に返信が最も効率的。時間ある時まとめて。
    2:仕事は予定通りに進まないことを前提にスケを組む。
    3:仕事量の判断が必要。優先順位は第一段階。
    第二段階はそれをやるかやらないか判断すること。ここが重要。優先順位よりも先にこの判断。
    4:他メンバーの遅れ。事前に注意が効果的。相手が時間管理身に付けるのが最善。
    5:計画立てても実行できなきゃ意味ない。行動が重要。作業興奮、手を動かす。






    冒頭にも記したが、著者の別の本、
    たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法―やるべきタスクをらくらくこなすシンプルな原則
    こちらの本の方が、具体的でかつ簡素でわかりやすく非常に良い。
    これでその著者の時間ツール的な方法を知り実際に使用中。

    なので、こちらの ~の基本とコツの方は、
    熟読したにもかかわらず、それの参考書というか補足のような感じになってしまった。
    この本単独ではその詳細な方法や使用法は分かり辛いと思われる。

    なのでそちらや他の本をオススメ。

    時間術関連本を固め読み最中だが、
    新しい本を読んでも大体同じことが書かれており、
    追加してもあまり向上が感じられず、
    ああ、これが(収穫)逓減の法則なのかと、違った意味の気づきがあった。

    (守)

  • 自分自身のスケジュール管理の仕方とよく似ていたため、仕事のやり方の点検、確認という感じにすごく良かった。

  • ①具体的なテクニックは?
    ・タスクをリスト化
    ・タスクを分解して入れる
    ・タスクの所要時間を予測する
    ・1週間単位の目標を考える

    ②ツールは?
    ・1つにまとめる

    ③気づき
    ・目的は、①仕事の期限を守る
         ②ワークライフバランス
         ③仕事の効率を高める
    ・所要時間の見積もりは楽観的(学生の実験で)
    ・デスクは定位置を決める

  • 時間管理の本は数多く読んできましたが、なかなか自分に有効な形で取り入れるのは難しかったというのが現状です。

    この本もその種の本にならなければ良いと思っていますが、今まで読んできた本と比較して、仕事を分割する(p85)・自分が必要とする時間を見積もって、それを検証する(p133)・1週間をかたまりでスケジュール管理をする、複数のプロジェクトが進行している場合には、1週間毎の予定を管理する等、この本ならではの特色が私にとってはあったと思います。

    以下は気になったポイントです。

    ・人は基本的に所要時間を短く見積もってしまいがち、6割以上も長くかかったという調査結果あり(p22)

    ・メールを二度見しないように、最初に読んだときに返信してしまうのが効率的、一区切りしてから返信する場合には、読んで90分以内(p30)

    ・自分の仕事量と時間の関係をつかむためには、アポイントメント(時間が規定されている)と、タスク(自分で時間を決められるもの)をあわせた仕事量を見るのが重要(p34)

    ・タスクについては、実行時間(実行開始・終了時間)までは決めずに、実行日のみ決める(p49)

    ・一方、アポイントメントは、自分が行動し始める時間、それに拘束されている時間を含めて(客先に行くために事務所を出る時間等)記入する(p64)

    ・時間のかかる「大きな仕事」はあらかじめ作業ごとに細かく分解する(p85)

    ・時間管理を行って、自分の仕事量が見通せるようになると、仕事上の交渉・相談(断ったりすることも含めて)がやりやすくなる(p98)

    ・帰宅時に、今日の仕事を確認する(どの作業にどの時間を費やしたか記録)、明日の仕事(タスクとアポイントメント)を確認する(p133)

    ・長期的な仕事用には、別途長期的なスケジュールを用意する、1週間単位でやることを決める(p136、p144)

  • 基本的なビジネススキルだが、意外と実行するのが難しい時間管理の具体的な取り組み方とコツを紹介。
    大体思った通りの内容で、特に新しい発見がなかったのは残念。
    この本が全てとは思わないが、それなりの知識と理解があると仮定すると、時間管理ができないのは意識して実践できていないからだろうか。
    諦める事や断る事を良しとしないからか?

    ・ショートレンジのタスクは、日別縦並び、上or下にタスクを記入できる手帳orソフトで管理(バーチカルタイプ)。この形式は、前後を見通し易く、アポイントとタスクを一元管理にする。
    ・ロングレンジのタスクは、タスク・PJ別週縦並びの別シートで管理する。
    ・タスク発生時に実行日or時間を決める、or 仕事量を勘案して拒否する。
    ・ロングの表から、ショートタスクにブレークダウンするのは週次で行うのだろうか。
    ・仕事量の把握と、リソース管理が重要
    ・一日の終わりに結果と翌日の計画を確認する。でも、自分の事を考えると、力尽きて終わる事が多いので、17:00時とか終りに近い時間に当てるのがいいか?

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