- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054041837
作品紹介・あらすじ
鹿鳴館に毎夜現れる貴婦人の幽霊、楽しげに歌われる手鞠歌に秘められた、本当の意味――世紀末の帝都・東京に流れる不可思議な噂を、かの天才作家・泉鏡花が読み解いていく人気シリーズ特別版!今市子によるコミックほか、カラーイラストや書き下ろしを収録。
感想・レビュー・書評
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これまで書店でみかけては、どういうシリーズなのか~と思ってましたが、原作読むともう今市子のイラストがどんハマリでして。
鏡花作品ぽさが満開で、まぁ素敵。うんうん、こういうの探してたんですよ、と真の鏡花宗の方にはボコられそうですが、満足です。
突っ込みどころの多い鏡花自身の習慣もおかしく可愛い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漫画家かと思ったら、まさかの小説であった。
ニアホモっぽい雰囲気が漂っているにも関わらず、小説の殆どに『明治時代の女の生きづらさ。葛藤』が描かれているのにもやもや。 -
明治時代、現実と妖怪がまだ普通に生活していた時代の
作家と編集者の織りなす、不思議世界。
今市子さんの漫画もついているし、話は短編で入っているしで
読み応えがありました。
最初の話の『鹿鳴館』は、あれに何か引っかけているのか? と。
あちらの話がどういうものか知らないので
まったく分かりませんけれど。
最後の話は、すぐに途中で出てきていた人の? と。
というか、この一冊の中で出てこなかったら
さっぱり分からないのですがw
所々にさし絵ではないイラストが入っていたりで
きれいでした。 -
村上などを舞台とした作品です。
橘みれいの作品





