妖怪を見た人びと

  • 学習研究社 (2009年7月14日発売)
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本棚登録 : 13
感想 : 4
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054042414

作品紹介・あらすじ

妖怪とは伝承上だけの存在なのか? 超常現象研究家の著者がこれまでのフィールドワークの中で、通常の怪奇現象ではなく、まさしく“妖怪”としか思えないものに遭遇した人々の証言だけを厳選し、臨場感やリアリティーを生かした体験者のモノローグ40編!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて読んでみました。最近は心霊ものが多く、妖怪をテーマにした本はあまり見かけないので新鮮でした(本自体は、2009年出版ですが)。
    個人的には、「階段を上る座敷わらし」という話が印象的でした。座敷わらしは必ずしも幸運を運ぶものではないとする例として掲載されている話。
    座敷わらしが出没する旅館などの話は聞きますが、この話のような性質の座敷わらしには、正直あいたくないなぁ。

  • 映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を観て「妖怪のいる所に住んで、妖怪に会ってみたい!」という好奇心が湧き、実際に妖怪にあった人の体験談集を読もうと手に取った1冊。
    映画では人間と共存し、貧乏神のように親切にすると良い事が返ってくるような、友達になれそうな妖怪や神様が登場していた。
    しかしながら、今作を読んで、どちらかというと妖怪は人間に恐怖を与えてくるものが多いのでは、と感じた。仲良くなろうだなんて甘い考えで、下手したら命を取られかねないのでは。
    そして、やはり妖怪が現れるのは、(これは映画とも共通しているが)古い家や時代であるようだ。それこそ戦後だとか、昔の時代は妖怪や神様との距離が近かったが、新しい建物がたくさん建てられている現代では、あまり妖怪を見る機会がなくなっているようである。
    しかし、まだまだ妖怪や神様と仲良くなる夢は捨てきれないので、とりあえず京都上京区の妖怪ストリートや、映画で舞台となった鎌倉にはいつか住んでみたいと思う。

  • 現代人の妖怪目撃譚。
    あるんですね~今でも。
    是非遭遇してみたい。
    あかなめがいそうな気も…掃除しよ。

  • さくっと、さらさらと読める。

    「目に見えない世界」を大事にしたい。
    目に見えるもの、も実は人間の脳や目が
    調整しているらしいけれど・・・

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著者プロフィール

1947年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。電電公社(現NTT)勤務ののち、UFO、UMAを含む超常現象・怪奇現象の研究に専念。現在国際地球外生命体調査研究機構(ICER)代表、国際隠棲動物学会日本通信員、日本宇宙現象研究会会長、日本フォーティアン協会会長を兼任する。新聞、雑誌、書籍、YouTubeなどで幅広く活躍。

「2023年 『実話禁忌集 異怪地録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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