- 本 ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054042636
作品紹介・あらすじ
有毒物質を含む、中毒例がある、有毒種に近縁であることを基準として約200種の毒きのこを選び、精緻な写真とくわしい解説をつけた。応急処置や毒の化学構造など役に立つコラムも多数収録した。誤って毒きのこを採り中毒しないための決定版毒きのこ図鑑。
感想・レビュー・書評
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拾い食いは男のロマンだ。
だいぶ前のことだが、東北の親戚宅を訪れたとき、きのこ狩りに連れて行ってもらったことがある。お目当てはそのあたりでは昔から人気のある真っ白いきれいなキノコで、目立つから探しやすいし、他のきのこに似ていないので毒キノコを間違えて食べたりする危険もない、とのことだった。味噌汁とおひたしみたいにして食べさせてもらったのだが、クセのない、さっぱりしたキノコだった。中途半端な都会育ちのぼくには、野良のものを拾って食べること自体がエンタテインメントで楽しかった。
で、このキノコがスギヒラタケ。その後中毒例が見つかって、今は食べちゃダメ!と言われている。それを知って、びっくりして親戚に連絡したのは言うまでもない。ちなみにぼくはなんともない。
なんでわざわざ毒きのこの図鑑? 食べられるきのこのほうが売れそうなのに、と思ったが、まえがきを読んで納得。マスタケとかアミガサタケとか、一応食べられるけど注意が必要なものも載ってる。スギヒラタケは出版時期のタイミングのせいか、載っていなかった。
きのこ狩りは楽しいけど、間違えて毒きのこを食べると最悪死ぬので、ぼくは見たりつついたりするだけにしている(つつくだけでやばいきのこもある)。きのこの生活史や、なんでこんな色や形、というのを考えるだけで十分楽しい。食べられたらもっと楽しいだろうなと思うが、ハラハラドキドキしながらというほどの根性はない。
そもそもなんで毒のあるきのこがあるのか、よくわかっていないそうだ。人に食べられるのが嫌だから、では説明がつかないとどこかで聞いたことがある。
不思議だなあ。 -
きのこの資料用に借りた本。毒きのこonly。
タイトルの通り図鑑の作りです。
2012/00/00 -
すっごく便利だお!!!毒キノコすっごくカラフルだお!!!
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ちょっと気になったきのこが有ったので借りてみたが、見付からず。
日本のきのこじゃないのかなぁ。
でもお陰様で、きのこ食べて胃が痛いの原因が(多分)分かりました。
消化酵素…
そして、毒きのこって可愛い☆
もう厨二臭いとか気にしない\(^o^)/
きのこ全般もっと好きになった。 -
学研のフィールド図鑑シリーズは最高に読みやすい。
写真付きで種類ごとに手記がなされているのでキノコの名称を記憶しやすい。もちろんフィールドで使用できるサイズである。
学研さんの図鑑は本当に役立つので全て持っています。
文句をひとつ言わせてもらうならば、「マニアックすぎる」
内容がマニアックなことには構わないが、テーマが少しおかしい。
何故「日本の毒キノコ」があって「日本のキノコ」が出てないのか。このシリーズで出せば即購入するんですが。
二冊に分けてもいいので楽しみにしています。
なぜ日本の山菜や哺乳類は一冊でまとめられて日本の貝は2部にもなるのか・・・。
「日本の海藻」とか素晴らしいとは思いますが、先にもっとメジャーな図鑑を出版してほしい。