- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054042803
作品紹介・あらすじ
著者初の神話モチーフのファンタジー小説。神様たちの織りなす6編の話と書下ろしを収録。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」とシリアス&ユーモラスに楽しめます。表紙は大人気コミック作家CLAMPが担当します!
感想・レビュー・書評
-
あさのあつこさんのオリジナルの無国籍な感じの神話の短編集です。一話一話は、神話的な美しさ残酷さが入り混じり雰囲気がありました。
序章と終章は書き下ろしですが、一冊の本にまとめるにあたって無理やり付け加えた感じ。
学研だし児童書のコーナーにあったのに、表紙絵がCLAMPで不思議に思ったのですが、掲載はアニメディアだったんですね。納得。
残念なことに、挿絵は一切ありませんでした^^;
CALMPの絵が楽しみだったので残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あさのあつこさんの少年少女向け作品。
CLAMPの表紙にも惹かれて手に取ってみました。
神話の世界というところで、可もなく不可もなく、心からざわつく感じはなかったなぁ
2022.11.12
179 -
あさのあつこが描く架空神話。
結構普通だった。
そして、なんだか世界観や人物にブレがある。
神話だからこんなものなのか?と思いながらも、ちょっと期待はずれ。
CLAMPの描く神々のイラストが懐かしい。 -
久しぶりにあさのあつこの少年描写に浸るか〜と図書館の本棚から引き出したら表紙がCLAMPでひっくり返っちゃった。もうゴリッゴリでしょ〜 見せてくれよ、情緒の向こう側をよ……
と思って読み出したけど以外にもさっぱりした読み口でした。No.6のような精神の交歓、運命的な出会い…のような話ではなく、遥か昔、まだ神がいた時代(神は死んだ、ではなく言葉の通り神々と人や動物が共存していた時代)のことを、リュイという神と人のハーフが書き残した、その記録を一冊にまとめている…という体。
キャラクターがそれぞれ魅力的で、死生観、人生観、哲学それぞれをもってして「世界に当たり前のものとして神がいる世界」というのがすとんと落ちてきました。沼の神好きやな。短編集なのでサクサク読める。神が人を罰する話もあるし、神の失敗を人間が責任とってやる話もあるし、人と神が一緒に苦しむ話もある。もっといっぱい読みたい。
印象的なのは人も神も間違える、って話だったように思います。
でも、この話、冒頭ではっきり、「神が本当に存在していたなんていうのは、おとぎ話だ」って未来につながる話であることを書いているんだよな。ということは、神はいつかのタイミングで、いなくなってしまったか、存在を明らかにして生きるのをやめてしまったらしい。どうしてでしょうか?人があんまり愚かだったからか、また神の方で何か問題が起きちゃったからなのか……はたまた神自体死んでしまったのか……
いろいろ考えられますが、神たちの世界はどこか遠くで続いていればいいな。 -
著者初の神話モチーフのファンタジー小説。神様たちの織りなす6編の話と書下ろしを収録。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」とシリアス&ユーモラスに楽しめます。
-
神と人、そして神と人の間の存在がともに在る世界の話。短編でさらりと読めるけど物足りなさを感じたので、この世界観をもっと深めた長編を読んでみたい。
-
表紙がCLAMPだったのですっごく気になってたんですが…ようやく借りました!!
アイヌっぽい神様たちのお話短編集。読みやすいです~。
死の神グドミアノと沼の神フィモットの話が好きだ。グドかっけー!!! -
ちょっと物足りなかった・・・。
-
短編連作8作。
初あさのあつこ作品。
神話調のファンタジーは、どこか「不思議な少年」のよう。
著者プロフィール
あさのあつこの作品





