中学受験SAPIXの授業 有名塾では何を教えているのか? (学研新書)
- 学習研究社 (2009年9月15日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054043114
作品紹介・あらすじ
「サピックス→開成高校→東京大学」は、今、日本のエリートの大動脈となっている。本書は、その出発点であり、中学受験でナンバー1の合格実績を誇る名門塾サピックスが、子供たちに何をどう教えているのか、その授業を初めて誌上で公開する。
感想・レビュー・書評
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SAPIXという塾について知るのに有益な1冊。臨場感が溢れる授業レポートは大変勉強になった。講師の授業に懸ける熱い想いと、それに応える生徒たちの熱い好奇心と探究心と競争心と・・・達成感。教室中を包む熱気が読者にも十分に伝わってくる。知的欲求を引き出す導入。生徒どうしを高め合う発問。ブレインストーミングさせ続ける掛け合い。生徒に敬意を払うことを忘れない講師。最大の武器である作問力を駆使したテキスト。SAPIXに惚れた著者が書いているから、という視点もあるだろうが、それを差し引いても、SAPIXと生徒たちとが作り上げる授業の一体感からは学ぶものが多い。科目ごとのより詳しい授業レポートが出版されているみたいなので、そちらも読んでみたい。第3章の体験談は、あってもなくても良い。
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サピのαの授業の様子が分かった部分がとても興味深く面白かった。
αに安定していられる子には、とても楽しい時間が過ごせるであろう。
時間もお金も十分にかけられる余裕があり、学力も伴えば、
こういう選択肢も良いと思う。
中受の問題が難解になっていると言われるけれど、
本書の中で出てくる問題は
私が中受した頃から変わらないよくある問題も多かった。
おそらく筆者の中受への解像度がさほど高くないのであろう。
でも、だからこその、新鮮な感動が伝わってきて、
サピの魅力を十分に味わうことができ満足です。 -
記録用
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なかなか面白かった。
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SAPIXという塾(但し、αクラスという上位クラス)を知るための第一歩として。
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サピの授業の様子がよくわかる
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指導のヒントを求めて読んでみた。優秀な生徒さんのクラスだけで無く、所謂出来ない生徒さんのクラス風景が知りたい。
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中学受験塾の最高峰のSAPIX
その授業内容を網羅した内容です。
著者プロフィール
杉山由美子の作品





