数字が語る現代日本の「ウラ」「オモテ」 (学研新書) (学研新書 64)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054043510

感想・レビュー・書評

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  • 「地理」のトリビアがいっぱい詰まる。
    言われてみたら「あぁそうだなぁ」と感じることも多い。
    深く掘り下げているわけでは無いので、
    入門書として。

  • 文字通り、数字から現代日本を見る一冊。

    内容は面白いのだけど、多岐に渡っており、まとまりがないのが残念。
    雑学として読むには最適。

  • [ 内容 ]
    新潟米の98%は「コシヒカリ」ではなかった!
    富士山の標高3776m(ミナナロ)の危機…、地理にまつわる興味深い数字の裏を探ってみると、実に奥深い背景がそこにはあった。
    日本の国土や自然、経済や産業、文化・生活等、いろんな側面から、今まで知らない日本の正体・真相を浮きぼりにする、日本地理の仰天講座。

    [ 目次 ]
    第1章 国土と自然の意外な実情(富士山の標高は今でも本当に3776メートルなのか―地図測量の進歩と富士山;経済水域面積世界第6位、海洋国家日本の資源大国への未来とは―海底資源開発の展望 ほか)
    第2章 経済と産業の驚くべき数字(今、国産農産物の輸出が増えている!りんご2.8倍 米9.5倍 いちご28.7倍―食料自給率41%の日本の農業の逆襲;え?日本のパソコン生産量は中国のたった40分の1なのか―日本のものづくりの実力の真偽 ほか)
    第3章 浮き彫りになる都市と地方の実態(東京の都心(中央区)の人口増加率35.7%が全国1位になった異変―人口の都心回帰「あんパン化」現象
    年間利用者数120万人の人気温泉、地下2700メートルから汲み上げる大深度温泉―温泉ブームのウラ事情 ほか)
    第4章 生活と文化から覗く日本の横顔(花粉症有症率が、スギ王国秋田県(14.0%)より東京都(32.1%)が高いのはなぜ―国民病「花粉症」の地域事情
    東日本に157万人いる鈴木さん、なぜ西日本にはたった13万人なのか―名字分布から見える地理と歴史 ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 香芝なし

  • 数字などのデータを活用しながら、日本のあまり知られてないような実情を紹介している。

    その内容は富士山の高さだったり、米・マグロ・牛・フルーツなどの食べ物だったり、温泉だったり、東京バナナだったり、名字だったりなどなど興味を惹きそうなものを取り上げていて結構面白いと思う。

    また、都市鉱山(レアメタル)やB級グルメ、市町村合併や人口などの都市問題、輸出品の割合における実態などを取り上げて、日本における現状の問題点や今後の産業活性化のためのヒントのようなものも書かれており、とても勉強になる。

    国内における産業の実態を学ぶには、いい一冊ではないだろうか。

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著者プロフィール

宇田川 勝司(うだがわ かつし) 1950 年大阪府岸和田市生まれ、現在は愛知県犬山市に在住。 関西大学文学部史学科(地理学)卒業。 中学・高校教師を経て、退職後は地理教育コンサルタントとして、東海地区のシニア大学やライフカレッジなどの講師、テレビ番組の監修、執筆活動などを行っている。 おもな著作は『クイズで楽しもう ビックリ! 意外 日本地理』(草思社)、『数字が語る現代日本の「ウラ」「オモテ」』『中学生のための特別授業 宇田川勝司先生の地理』(学研教育出版)、『なるほど日本地理』『なるほど世界地理』『日本で1日に起きていることを調べてみた』『謎解き日本列島』『深掘り日本の地名 知って驚く由来と歴史』(ベレ出版)、『中学校地理ワーク& パズル85』(明治図書出版)、『地理の素』(ネクストパブリッシング『GISNEXT』に連載)、『気になる日本地理』(角川ソフィア文庫)など。

「2023年 『謎解き世界地理 トピック100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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