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- 本 ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054044401
作品紹介・あらすじ
本書は、平城京を舞台にして起きた政変や内乱を、徹底的な読み直し、従来の通説や解釈にとにかく疑問をぶつけてみた。するとそこには、藤原氏の陰謀、天皇系統の対立ではすまされない真相が……。平城京の謎解きの決定版!
感想・レビュー・書評
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奈良時代に起きた、長屋王の変から氷上川継の乱までの6つの事件を章立てでそれぞれ概要、展開、検証の3段構えで、また、それらに関わる8つの出来事がコラムで紹介されています。この著者は軽めの語り口と独自の視点が最大の特徴なのですが、軽さと憶測の域を出ない論説(ただし、説得力は充分にあります)は好みの分かれるところかもしれません。ですが、学者さんの著書であるにもかかわらず、気軽に読めてわかり易く、定説に囚われないその切り口は、歴史を空想する楽しみを与えてくれますので、私は好きです。
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読みやすい。ただ僕の知識が余りに不足しているので、申し訳ないです。意識されているのでしょうがちょっと週刊誌の内幕記事ぽい書き方をされていて敷居が低かったです。と言って下品ではなく品位有る内容と想いました。
同時に読んでいた「平城京遷都」の終章、素描風にとある箇所が本書につながるのですね。
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著者プロフィール
遠山美都男の作品





