- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054045736
作品紹介・あらすじ
マニア向けの鉄道写真本とは一線を画し、いつもの風景写真に鉄道を写しこむことによって生まれる「ちょっといい写真」を伝授。旅と鉄道が好きな人たちが、今度の休みに気軽にカメラを持って出かけたくなったり、通勤カバンにカメラを忍ばせたくなる一冊。
感想・レビュー・書評
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昔「一日一鉄」という鉄道写真家のブログが好きでよく見ていた。その写真家が書いた気軽な写真の本。写真を撮るにあたっての気持ちの持ち方などを解説、豊富な鉄道写真もあって読んでいて楽しい。それにしても何気ないような写真を撮るためにも、大変な労力をかけていることがよくわかった。
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鉄道とか旅とか聞くだけで、自身の人生を重ねています。
著者の人生をもビジュアルに重ねているような内容にはホッとします。
春夏秋冬、草木と自然をずっと感じていられそう¨¨
鉄道写真業界で、編成写真にある細かいルール。知識が必要ですね。 -
タイトルとは裏腹に、写真を撮るためのテクはほぼ書いていない。
どんな情景を狙ったのか、どういうタイミングを狙えば良いか、そして、中井精也が写真を撮る、ということについてのんびりした筆致で書いたエッセイと写真。
たまにはこういうのも良い -
楽しい鉄道写真~♪
うっかりするとカメラ片手に次の電車待つよね。
著者のサイト
↓
1日1鉄!
http://railman.cocolog-nifty.com/
つくしの大群の向こうに電車って写真が良い。 -
「ゆる鉄」写真家として有名な著者が、自身が撮影した写真を交えて、鉄道写真とは何か、ゆる鉄って何か、などをエッセイ形式で語った一冊。
紹介されている写真は他の著作で見たことがあるものもあったけれど、単純に鉄道写真の撮り方ハウツーだけではなく、被写体への向き合い方についてなども書かれていたのがおもしろかった。
特に女子高生を撮影するためのテクニック(?)がおかしくも涙ぐましくも。
ザ・正統派、みたいな写真家の人たちは「画像はRAWでニュートラルに保存、WBなどで撮影時に加工するのはちょっと・・・」みたいなコメントをされるけど、中井さんの場合は「WBで雰囲気を変えてみよう!」「デジカメの機能を楽しもう!」という「ゆるく」撮影を楽しむ手法を提唱していて、親しみやすい。 -
鉄道写真は鉄道を撮るものではなく,鉄道を通して,思い,歴史,文化,といった目に見えないものを映し出す鏡なのだということを実感させられる.写真全般に当て嵌まる.
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「ゆる鉄」の中井さんさんの本です。
とてもわかりやすい説明で、鉄道や人、動物、風景に対しての愛情がひしひしと感じられます。
私はいわゆる鉄道写真は撮りたくないなと思っているので、
とっても参考になりました。
このところ、フィルムカメラにかまけていましたが、
鉄道写真はデジタルで、解像度高く流し撮りで
撮りたくなりました。 -
どちらかというとカッチリクッキリであった鉄道写真を、柔らかい作風で女性層を開拓した功績は大。
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「ゆる鉄」を広めた写真家によるエッセイ。