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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784054045804
作品紹介・あらすじ
世界に冠たる百万都市・江戸は高度で華やかな文化に満ち溢れていたが、悪知恵を働かせるしたたかな「悪党」たちが存在した。「悪」という切り口で見れば、義の人といわれる人物の悪の側面や悪党といわれる人物の意外な事績など江戸の真相が見えてくる!
感想・レビュー・書評
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江戸時代を講談や芝居で語られた悪党とその実像を通して読み解く、とあり、興味をひかれて読了。
処刑見物が庶民の娯楽でもあった時代、悪党は庶民ウケのいいように芝居や講談で脚色され、実像とは随分乖離していったよう。
スリから強盗殺人強姦詐欺と主だった犯罪者が列挙されていたけれど、ちょっと散漫な印象もあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
けっこう逃げ切った悪党もいるのが面白い。
日本駄右衛門とかが自首するあたりはスケールの大きさを感じるが大抵はしょぼい。
ラストは歴史から永遠の悪役ポジションを与えられた妖怪鳥居。
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