- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054046757
作品紹介・あらすじ
中国武術ほど、ミステリアスなものはない。中国にはいまだに人の目に触れられることなく、秘密に伝えられている必殺技が存在する!本書では、その厚いベールをはがし、知られざる中国武術の門派とその必殺技の秘密に迫る!
感想・レビュー・書評
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いろいろ、盛りすぎていてなにが本当なのかよく分からない武術の世界で、書名に反してなかなかまとまっているとの情報を得たので読んでみた。
たしかに、書名は盛っているが、中身はけっこう頷けるものが多かった。発勁について冷静に書いているのもgood pointです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
およそ240ページあるうちの前半は、基礎知識と門派の紹介。
現在は何百とあるらしいが、日本でも耳にする約40門派を紹介。
漫画「拳児」でもお馴染みの門派や、モデルとなった武術家なども確認できる。
ただ拳児の時代と事情が変わった門派もあるので、知識が止まっている方には丁度よい。
後半は絶招と呼ばれる、いわゆる必殺技が連続写真で紹介。
最後には、リアル武術伝説を紹介。
貴重ではあるが、ある種ガイド止まり。
武術の精神性や面子を重んじる部分には触れているが、そこは「拳児」を読むと理解し易い。 -
ホシナシ$$つまらない。細かすぎて、流し読み。$$もっと分かりやすく特徴を分類して欲しかった。
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中国武術の流派などが詳しく解説されていていて、良い本です。
印象的だった点。
・楊式太極拳
見た目はゆるやかだが、陳式太極拳から決して武術性は損なわれていない。むしろ洗練されている。
・程派八卦掌
八卦掌の達人、程廷華(ていていか)は、虐殺と略奪を繰り返していたドイツ軍に単身立ち向かい、数人を倒したのち一斉射撃を受け落命した。程の周りには何人ものドイツ人の遺体が転がっていた。
八卦掌、優美な感じがしますが、こういう過激な歴史もあるんですね。ドイツ軍に単身立ち向かうとはすごいです。 -
八卦掌については、尹派と程派を紹介。でも技は梁派で解説。