アインザッツ

  • 学研パブリッシング (2010年10月26日発売)
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感想 : 11
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  • 本 ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054047495

作品紹介・あらすじ

アニメディアで2010年8月号まで連載された吹奏楽部を舞台にした青春部活小説。学生指揮者の主人公がまとまらない吹奏楽部でコンクール金賞を目指す。部員減少の切り札として、主人公が父から手渡されたのが小編成用の楽曲「ウィンクルム」だった。

感想・レビュー・書評

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  • OBの態度はちょっと嫌な感じ。権力を笠に着た態度とか、誰を狙うとか。それに比べたら武田綾乃『響け!ユーフォニアム』は滝先生は良かったなあ。部としても北宇治高校と比べちゃうよね。あちらは人数が多いというのもあるけれど、もっと頑張っている人が多かった。1年目、直前までからきしの状態で、結果、銅賞でショック受けるなんて、どうかしてる(当たり前じゃないか)。でも現実ってこういう感じなのかもしれない。手を抜く人が多数なら、そちらの方向に流れてしまいそうだ。真面目な人が多ければ、相乗効果でどんどん良い方向に進みそう。吹奏楽部で真面目に取り組む人の原動力って何なんだろうね。付属のCDに、小説内で演奏された曲(しかも新作)の音源の他に、演奏映像やスコア、パート譜まで付いているのは目新しいし、試みとして面白い。今後、この曲をコンクールで演奏する学校が出てきたりしたら面白いね。

  • 面白かった

  • 吹奏楽部だった私に何年か前に母が買って来てくれたけど、パラパラっとみただけで今だに読んでない。

  • 読了。

  • 何かをもじってるんだろうけど名前が読みにくいし馴染みにくい。ダレた部員とか指揮者との異常なまでの信頼関係とかはリアルで、コンクールを目指す話としていいと思うけど、OBの雑談が多すぎてがっかり。まあそこもリアルだけど、この部分必要まったくない。

  • 高校生の吹奏楽。
    リアルタイムで接しているので、生々しいところもあるような。
    でも一つの音楽を目指して取り組む姿が良い。

  • 表紙の軽さに惑わされてはいかん。
    これはなかなかリアルな吹奏楽部だ。

    演奏面のことではなく、
    集団としての描写がすごい。
    こんなことあるかーって思われるかもしれませんが、
    多かれ少なかれこんなもんですよ。
    OBの存在も(笑)

    指揮者の葛藤が書かれているのも良かった。
    指導者が選手と同じフィールドで戦う競技なんて普通ありえない。
    でも、吹奏楽の世界では有り得るのです。
    だから、指揮者の責任は計り知れない。
    本当に恐い場所なんです。

    ま、最後はお約束でしたが、
    全体としては良かったと思う。

  • これはアニメ化して欲しい作品。ちょっと登場人物が多いのと、人物の名前が変わっているので覚えにくいのと、専門用語が多すぎるのが残念・・・。

  • 小説・音源・映像・楽譜がついてこの値段はお得。心意気は素晴らしい。

  • 高校時代、吹奏楽部だった身としては興味あり。資格試験が終わったら読もう。

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著者プロフィール

青山学院大学経営学部教授
1957年神奈川県生まれ。79年早稲田大学政治経済学部卒業、日本債権信用銀行(現あおぞら銀行)、千葉市役所を経て、91年函館大学商学部専任講師。94年千葉商科大学専任講師、97年同大学助教授。2001年青山学院大学経営学部助教授就任、03年より現職。

「2019年 『連鎖退職 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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