ついにやってきた!電気自動車時代 EVが変える!暮らし・経済・世界 (学研新書)
- 学研パブリッシング (2010年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054047778
作品紹介・あらすじ
地球温暖化を防ぐ救世主として、電気自動車に注目が集まっている。電気自動車=EVの出現で、私たちの暮らしや産業、世界はどうかわるのか?EVをめぐる蒙昧と迷信を打破する、電気自動車の第一人者によるバイブル。電気自動車時代はどう生きる?
感想・レビュー・書評
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これからの街づくり、地域づくりに環境視点からいえば自転車と並んで必要となるのは電気自動車だろう、という仮説の元、少し勉強を始めていて手に取った一冊。電気自動車を本気で知ってもらおうとしている熱意の伝わってくる一冊でした。各社の状況の他に、環境視点での問題点、逆に解決できそうな方法、そのためのアプローチも口で言っているだけでなくできる部分は既に実践した上で本になっているので、説得力もあるしわかりやすいです。もっと知識として蓄えながら、自分の考える未来の解像度ももっとあげていきたいです。
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深夜電力で充電すれば1Kmあたり1円は魅力的。エンジンに代わるモータは充分実用に耐えうるので、後はリチウムイオン電池の価格が下がれば会社への行き帰はBEVでという日が来る。本書ではその時期を2015年近傍と見ている。
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やはり、日本で一番長くEV普及に携わってきた方の言葉は違う。 EVへの転換は単にエネルギーがガソリンから電気になるという単純な話ではない。人々の価値観や行動様式、社会のあり方まで変える、パラダイムシフトなのだ、ということ。 EV普及を阻むのは技術ではなく、人々のクルマに対する既成概念。 自動車産業の構造転換と、これからのものづくりの方向性。