アマテラス: 最高神の知られざる秘史 (学研新書 88)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054048522

作品紹介・あらすじ

天皇家の祖神アマテラスとはいかなる神なのか?古代神話が語る「戦う女神」「岩戸ごもりの太陽神」は、やがて「天皇を祟る神」となり、ついには仏と合体して秘儀のための「蛇体本尊」にまで姿を変じていく-最高神の知られざる秘史を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年2月1日、初、並、帯無
    2015年3月27日津BF

  • 先日、伊勢神宮に行ったこともあって、読もうと思いました。
    私は、神さまというのは普遍的なものだと、何となく思っていたのですが、この本によって、時代の空気や、政治、世俗、仏教との関わりなどによって、さまざまな姿をあらわしてきたことを知りました。
    しかし、さまざまな姿を知れば知るほど、その対象は曖昧なものとなっていくのですね。

  • アマテラスの考察

    部分的に面白いが、ちょっと(かなり)難しかった

  • アマテラスについては古事記レベルの知識しかないのでこの本に書かれた様々なアマテラスの姿は興味深かった。

  • 縁結びの社、東京大神宮、日比谷大神宮、神道事務局の神宮遥拝所

    パワースポットの伊勢神宮の彼方へ

  • 当たり前なんだけど、その時代によって必要とされるアマテラス像は変わってる…
    それに柔軟(?)に対応してる様がおもしろかった。

  • 神道のことがいまひとつ良くわからなかった。
    何故、伊勢神宮を皇室はそのバックグラウンドに置いているのか
    アマテラスって、いったいどういう神なのか!?
    江戸時代、何故あそこまで人々が伊勢神宮に熱狂したのか!?
    アマテラスと人々の関わりを『古事記』から、現代まで
    丁寧に追いかけてこの本に出会えて
    やっと姿が見えてきたような気がした。

  • 今は静寂な伊勢神宮に鎮まるアマテラス。その昔、境内が戦乱に巻き込まれて、伊勢から家出をしていたとは 驚きだ。
    日本の歴史のなかで アマテラスは どのように変貌していったのか わかる本。

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著者プロフィール

①佛教大学歴史学部教授
②神話思想史
③『陰陽師たちの日本史』(角川新書、二〇二三年)、『読み替えられた日本書紀』(角川選書、二〇二〇年)、『折口信夫 神性を拡張する復活の喜び』(ミネルヴァ書房、二〇一九年)ほか。

「2024年 『なぜ少年は聖剣を手にし、死神は歌い踊るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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