本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054048553
作品紹介・あらすじ
日豪単独停戦を受け、米軍は無人爆撃実験機『鉄槌号』を飛行爆弾へと改造。これを改良型ガトー級潜水艦に搭載し、ラバウル基地を奇襲する。米軍が狙う真のターゲットは日本本土! 一方、通商さんもその対策に動き出す。水面下の戦いが太平洋を沸騰させる!
感想・レビュー・書評
-
北嶋総隊長はともかく、ここ何巻か谷口が優秀すぎるのはちとアレ。終盤の倫理の議論はちょっとひっかかったので、時間をおいて再読しよう。と思ったが、処分。やはり、「戦争をいきなり非人道的と言い切ること」には引っかかりを覚えるし、戦争全体の被害者を抑えるために毒ガスを使うという論理構成には違和感を感じないではないが、では、東京大空襲やドレスデンへの空襲と広島、長崎への原爆投下のどちらが非人道的なのかと言うことは判断出来かねる。かといって、どちらかを否定出来るのかというとそれも正直できかねる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
架空戦記とは、当時の情勢を全く考慮しない荒唐無稽なものが多いが、このシリーズはいろいろとやりくりをしてなんとかつじつまを合わせようと苦心しているのだと思う。ただ登場するキャラクターがかなり変なので好みがわかれるのではないかと思う。既に日豪の単独講和までは成立しているが、今後どうやって戦争を終結させるのかが想像できない。続きが待たれる。
全2件中 1 - 2件を表示