真の成功者になるための「武士道」の読み方 (ドリームスキル・クラブ)

梅谷忠洋

• 学研プラス (2011年2月15日発売)

作品紹介・あらすじ

“混乱、混迷、迷走”する私たち日本人を蘇らせ、自信と勇気をもって生きるためには、清らかで美しい日本人が描かれた武士道という「価値基準」を、一人ひとりが学び身につけること。今の時代にこそ必須な“日本人復活のシナリオ”をやさしく伝授。

感想・レビュー・書評

[kiyop92さんの感想 · 2015年7月25日]

武士道解説本の中で現時点ベスト。リーマン生活とマッチした解釈に自身の在り方を考えることができました。

[nutshideさんの感想 · 2011年11月6日]

新渡戸稲造の「武士道」を現代にどう活かすかを論じた書とあるが、著書個人の思い入れによって書かれた記述が多い。大まかな趣旨としては、武士＝立派な生き方＝人望が集まる＝成功する、といったことに尽きる。しかも、武士道だけに、その結果を求めてはいけない、ということになる。

ただ、著書の述べるように、「理性」と「感情」と「欲求」を整合化させるのが武士道で、整合化されたときに集中力が生まれ、それが成功につながる、という考え方は自分の人生と比してみると、大変納得できる話だと思った。