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- / ISBN・EAN: 9784054048829
感想・レビュー・書評
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嫌いだけど嫉妬した
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ときどき無性に見たくなって開く写真集。可愛いんだよね。
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センス抜群!
自分もこういう写真撮りたいと思ってしまう。
被写体の女の子、可愛い写真よりは不細工に撮れてる写真のほうが多い。実際、好きな娘でも、撮ると不細工に撮れることが多い。でもそんな写真も愛おしい。そういうところまで、再現しているよう。計算付くなのかもしれないけれど、それなら尚良い写真家だと思う。 -
かわゆすー
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一人の女の子をとり続けた写真集。ずばぬけて可愛い訳ではないのだが、人を惹きつける可愛さのある女の子。この年代の子って、今になって思うととても可愛いんだ。
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この日は色々な運命が重なった日だった。
青山ブックセンターで30分ずれた待ち合わせの埋め合わせをしようと入った。入り口にポップな字体でBABY BABYと書いてある本があり帯に銀杏BOYZの峯田の寄稿文があったので気になって読んでみた。そこには宮崎あおいに似てるけど何かが決定的に欠けている女の子がいた。
パラパラとめくりながら音楽を銀杏BOYZの光に変えた。徐々にめくるスピードが落ちてじっくり読むようになった。最後のあとがきにその写真を撮った写真家宛に女の子が手紙を書いていた。読みながら視界が揺れた。
どんどんそのあとがきに水滴は落ちて、恥ずかしくなって店を出た。交番の脇で一目憚らず涙を流している。人生で何度もある晴れた午後の陽気。新宿では今日も全国に笑いを届けてる。けど、そんなときに六本木裏ぶれた路地裏で泣いている。これが現実だ。
ナイトライダー。泣いてないさ。この曲が終わる瞬間に嗚咽をやめた。これは意地。意気地なしな意地。常備しているティッシュで鼻を二回噛む。本屋に戻ってあの本を買おう。そして前を向いて待ち合わせ場所に行こう。また泣くかもしれないけどいまならあの人に会える。
そんなことをつぶやくほど想い出深い本。
しかし、頻繁にみるような本ではない。 -
すごい親密な気はするんだけど、なんかものたりない気持ちがして、なんだろーって思ってたら、一線越えてないからなんじゃないかなぁと思った。
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目の前にモデルの子がいるような気がする。
言葉にならないニュアンス。空気感が捉えられている。
手に取ると、ぼんやりしてしまう。誰かにみせたくないような気持ちになる写真集です。 -
撮られ続けることで、カメラ、いや、カメラマンへの眼差しが移り変わっていく。
撮り続けることで、新しい彼女のことを発見し続ける。
悶絶必至、とんでもない写真集です。
最後のレビューがとても秀逸です。 -
作品もさることながら、沼田元氣氏の解説が素晴らしいです。写真集、というつかみどころないものが、氏の解説で物語になったように感じました。