村上春樹超短篇小説案内 あるいは村上朝日堂の16の超短篇をわれわれはいかに読み解いたか
- 学研パブリッシング (2011年3月15日発売)


本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054049109
作品紹介・あらすじ
とても魅力的なのによくわからない、そんな村上春樹の長篇作品群のテーマを説く鍵は、実は超短篇にあった! 一見言葉遊びにしか思えないような、あるいはユーモラスな超短篇から、シリアスな長篇のテーマを読み解いてゆく、目からウロコの超絶・ハルキ読本。
感想・レビュー・書評
-
初めてビーチボーイズの音楽に出会ったのが1963年で、村上は14歳でサーフィンUSAに言葉を失ったそうだ。
できることなら難しいことは考えずに小説を楽しむ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
100%の女の子に出会うこと
ずっと前に読んだ村上さんの本の中に「フニクリフニクラ」だったか「タイムズゴーゴー」だったか「人生は流れる」だったか、気に入った言葉があって、それが思い出せません。
この本を読むとどこかに出てくるんじゃないかと思って読み始めました。
残念なことにその言葉は見つかりませんでしたが「四月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて」という短編は前に読んだことがあって、どうもなんだか意識の深いところでつながっている一方的な個人的なつながりっていうのはワタシにもあるのだと思いました。
でも、村上さんっていうのはまたまた読みたくなる、麻薬みたいな作家ですねぇ。
ところであの言葉、いったいなんだったのかなぁ。
全2件中 1 - 2件を表示