現代語古事記: 決定版

著者 :
  • 学研パブリッシング
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本棚登録 : 637
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054050754

作品紹介・あらすじ

神話・伝説・文学・歴史・天皇…素朴で、おおらかで、エネルギッシュな日本の古代世界が、生きた言葉で、今よみがえる。古事記全文を完全現代語訳。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫版を買おうかどうか迷っていた矢先に、図書館で見つけました。

    明治天皇の玄孫でもある著者の竹田さんが、
    わかりやすい解説とともに『古事記』の全体を俯瞰している一冊です。

    いきなり「神様の名前は忘れましょう」にはビックリしましたが、
    確かに漢字だらけの似たような名前は、いちいち覚えてられないですしね。。

    『ぼおるぺん古事記』などで頭のウォーミングアップをしてから読むと、
    思った以上にスルッと入ってくるかも、、非常に読みやすかったです。

     “十二、三歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる”

    日本人としての「大きな物語」を伝えていくためにも、
    子供への読み聞かせでも使ってみたい、と感じました。

    個人的には、「事実」と「真実」を明示的に使い分けているのもわかりやすく。
    確かに、キリスト教信者に「処女受胎」なんて科学的にあり得ない、とは言えません。。

    こうしてみると逆説的ではありますが、、戦後の日本歴史学界が、
    いかに“赤化”に汚染されているのかも見てとれるかな、とも。

    「真実」を述べることができない歴史なんて、ただの作業に過ぎませんからね、なんて。

  • 冒頭で著者が『古事記』楽しんで読むための最大の骨は、神様と人の名前が出てきたら直ぐに『忘れること』と書いている通り、とにかく登場人物が多く登場します。
    けれど、著者の助言に従い登場人物の名前をさらりと流しながら読むと抵抗無く読めました。また、『あの話の出展は古事記だったのか。』という話も結構あり、そういった発見も楽しみの一つに読み進める事ができました。

    ただ、解説にやや著者の主観が多く入っており、その点については少し抵抗を感じました・・・・・・。

  • 誰もが断片的には話を知っているであろう古事記。通しで読んでみると、国家体制を構築する上で神や天皇をどう位置付けていくか、ということに対する意図がよくわかる。日本の成り立ち、国を造った人達の思いを、私達は知っておくべきではないかと。と言う真面目な面もありつつも、特に上つ巻(古事記は3部構成でその第1部)は、神々の何でもありのはっちゃけっぷりが面白いw

  • これまで読んだ古事記の中でも一番読みやすかった。古事記、読みたいと思っている方は是非。最良の一冊。

  • 今まで読んだ古事記の中では最高の本ですね。
    何かが最高かと申しますと・・・・・読みやすい・解り易い(笑)
    読んでも解らない本なら、読んでも同じこと。これはありがたいです。
    神様・古事記初心者にぜひお薦め!

  • 日本神話を勉強するために購入。
    著者はテレビでも有名な、旧皇族の竹田恒泰さん。
    著者の思想や主張には賛否があるだろうが、ともかく古事記を学ぶには非常に役立つ本だと思う。現代語訳もわかりやすく、解説も丁寧だ。いくつかの説を取り上げてそれぞれを検証しているところがいい。他の(少なくとも一般向けの)古事記や日本神話に関する本は、あまり複数の説の検証には力を入れていなかったから。

    ただし当然のことではあるが、少しでも腰を入れて古事記または日本神話の世界を学ぶときにはこの本だけを鵜呑みにせず、他にも何冊か読み比べることが肝要だろう。著者によって解釈や論拠は微妙に違っているからだ。
    日本神話は古事記と日本書紀の二つしか原本がないといっても、矛盾点も多く難解である。それを他の要素(史実や考古学的見地、地域に伝わる他資料等)も含めて研究しようとすると……「これが正しい日本神話だ!」とすっきりした理解を得ることはできないのだろうと思った。

  • 日本の成り立ち、神話に興味ある方にオススメ

    神様の名前、地名は覚えられません。
    読んだ後に、神社に参拝しにいくと、どの神様が祀られているのか、気になり始めます。

    ・12、13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる

    ちゃんと、勉強しようね。古事記。

  • 現代語訳でわかりやすい。そして面白い。
    神、国の創造はギリシャ神話的である。真似をしたものなのかもしれないし、神・天地の創造というものに、どの民族も共通した考えを抱くものなのかもしれない。

    伊耶那岐神と伊耶那美神は、はじめに淡路島を、そして四国、島根、九州、佐渡を作っていく。本州はない。ここに、朝鮮から渡来した人が日本のどこから国を作っていったのかがわかる。

    私にはその知識がないが、複合的な知識を持ち合わせていれば、さらに面白いのではないだろうか。

  • 神々のつながりが 整理されてわかり易いです。

  • 著者の解説が理解を助けてくれて非常に読みやすい

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プロフィール

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