これでもう苦しまない (学研新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054051928

作品紹介・あらすじ

生きていくことは苦しみでしかないのか? 悩みや苦しみから逃れるすべはあるのか? あのスマナサーラ長老が、ブッダの発見した4つの真理をもとに宗教の真の意味を説きあかす、目からウロコの仏教〝超〟入門。人生は悟りの実験室だった!

感想・レビュー・書評

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  • 『選択の科学』を読んで、あらためて東洋の文化/思考とそのベースになっている仏教に興味が出て来たので手に取りました。タイトルがちょっとストレートすぎるけど、初期仏教の教えを学ぶ入門に素晴らしい本。今の日本を生きるスリランカ仏教者(テーラワーダ仏教)の語り言葉で書かれているので、読みやすく、仏教用語でアタフタしないのがいい。仏教が非常に具体的で理性的な「宗教」というのは目からウロコ。

  • この著者にしては珍しく攻撃的な文章で、多宗教への揶揄も多い。どうしちゃったのかな?
    毎度のことながら、非常に上手な説明で思わずその気にさせられる。さすがは宗教家。だけれども結局のところお釈迦様が発見したとされる真理も、科学的にも実証的にも証明されたものではない訳で、所詮その真理とやらを信じるか信じないかの信仰の問題なんだよね。宗教だから当たり前なのだけれど。

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ(Alubomulle Sumanasara)
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『ブッダに学ぶ ほんとうの禅語』(アルタープレス)、『成功する生き方─「シガーラ教誡経」の実践』(角川文庫)、『Freedom from Anger』(米国Wisdom Publications)など多数。

「2024年 『大念処経』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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