西洋の魔術書: ヨ-ロッパに伝わる“秘密の書”を全解読!

著者 : ヘイズ中村

• 学研プラス (2012年3月13日発売)

感想・レビュー・書評

[妙見 紫微さんの感想 · 2012年5月6日]

西洋の魔術書について、『奥義の書』『大魔術師たちの書』『悪魔の書』『錬金術の書』『占いの書』『現代の魔術書』に分けてコンパクトに解説しています。日本ではあまり知られてない隠れた名著についても解説されています。英語の読める方ならそうした洋書に挑戦してもいいと思います。

[boutoumetousさんの感想 · 2020年12月18日]

　著者の誠実な仕事ぶりに感心する。邦訳の有無を問わず、古今の代表的魔術書が紹介されている。コンビニで買えるペーパーバックに何もここまで……。
　別な意味で感銘を受けたのが『真正奥義書』にある「不可視の術」の実行法。「生首と黒い豆、上等のブランデーを用意する。生首の口・目・耳に黒豆を入れ、その額に精霊のシジルを記し、仰向けに埋葬する（以下略）」。これだけの手順を踏んで透明人間になり、覗きやストーカー行為をしてみやがれ。もし私の生首なら呪い殺す。

[minbookさんの感想 · 2012年4月19日]

題名どおり、西洋に伝わる魔術書について説明した本。その筋では有名な人が書いた本を２ページくらいでちょこちょこっと書いてあります。日本で出版されているかどうかも明記してあるので、欲しい人（いるのか？）には便利…かな？

著者プロフィール

魔女・魔術師、西洋隠秘学研究家、著述家、そして占い師として活動中。
中学生時代より西洋の神秘思想に惹かれ、成人後は欧米の魔術団体に参入し、学習と修行の道に入る。
現在は、ファンや読者からの要望に応えるため、占いや魔術に関する執筆に並行して、日本全国を回りながら講演会やワークショップを展開している。

「2023年 『魔女が教える幸せ魔法』 で使われていた紹介文から引用しています。」