ゴルフ週刊誌のFacebookが日本一になった理由

  • 学研教育出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054052994

作品紹介・あらすじ

たった半年で日本一になった「パーゴルフ」のフェイスブックページ。この体験を元にした具体例満載で紹介する、フェイスブックを使った効率的なグローバル戦略のやりかた。株式上場で話題のフェイスブックを今から始めるビジネスマンも必読の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 編集協力させていただきました

  • 最近とあるチームのFacebookページを作った。HPやTwitterと連携して「いいね!」をドンドン上げて、ファンを増やすという目標をたてていろいろ画策している時に本書と出会った。
    目標通り1年で100万人を獲得した裏には戦略と戦術がきちんと取られていたのだ。
    当時はゴルフ人口1000万人弱、Facebookの日本人登録者200万人だから無謀な目標なのによく実現出来た。
    1)読者目線で記事を書く
    2)ドラマを感じさせる内容も意識する
    3)ゴルフの常識にとらわれない
    4)英語も併記
    5)スマホを良く読む時間帯を意識
    6)トライアンドエラーと分析
    これらをうまく使いながらゴルファー以外の方、外国の方を幅広く集めたという。
    これは「エスキモーに氷を売る」というマーケティングの本に書いてあったような戦略に似ている。

    というわけで、参考にさせてもらい自分の作ったチームのページの「いいね!」を伸ばす努力をして行きたい。

  • 当たり前のことを当たり前に。といった印象ですが「専任を置く」「ほしい情報を提供する」「宣伝広告は最小限にする」ということの重要性を再認識しました。

  • 本の構成をされた古田靖さんから献本いただいたので早速着手。
    本の内容はタイトルにあるとおり。週刊誌「パーゴルフ」がFacebookページを立ち上げ、日本一の「いいね!」を得る経緯が記されています。
    細かなノウハウは各自の社業に合わせて構築してねと言いつつ、トライアンドエラーを重ねながら先に進む大まかなスキームはしっかり伝授。
    選任の担当者をつけて取り組むべし、という(ある意味至極まともな)サジェストはかなり重要なので、これから取り組む企業さんはぜひ見習って欲しいところ。
    DSの平野さんではないけれど、「ラブ度」をいかに高めるかがソーシャルメディアの極意。適当にやると寒々しいページになるので注意が必要です。
    完読しても200ページほどの読みやすい本。実践を経て目標を達成しているのも参考になります。
    ネタバレになるけど、
    ・具体的な目標の設定(ここでは100万いいねの獲得)
    ・期間(同、1年)
    ・専属の担当者(ディレクション感覚が重要)
    ・ターゲットに準じたコンテンツ構築(なぜ、誰に、何を、どの様に届けるのか?)
    ・PDCAの確立(トライアンドエラーは必須。Fbページはアクセス分析ツールも揃っているので始めやすい)
    が成功の否決かな。割と当たり前のことですが、簡単では決してないはず。
    面白いのはFbページのプロジェクトを通して、社業・社員のモチベーションアップを目論み成功させていること。この辺りの目標の立て方が上手いと思いました。
    ぶっちゃけFbでいくら「いいね!」を稼いでも、それだけでは会社の業績が上がるわけでもなんでもない。それをどうつないでいくか、そこが肝になる訳です。
    その辺りはご一読いただければよろしいかと :)

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