日本人の証明 東條英機の曾孫が語る緊急提言

  • 学研プラス (2012年5月22日発売)
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054053618

作品紹介・あらすじ

東條家という特異な家に生まれた著者が、みずからのこれまでの体験と、日本人として抱くべき誇りについて語る、ユニークな日本人論。グローバル化に対応できない日本人に、神道を基軸とした逆転の発想を提示し、失われた誇りと自信を復活させよ、と説く。

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目16箇所。外国人は多くの日本人が簡単に自国を否定することに疑問を抱く、そんな人間は決まって信用できないと言う、自分の出自を誇れない、または語れないということがどういうことかと言うと、単純に教養がないということになる。他国では国民は国史を学ぶ、日本史とは表現しない。最も重要なのは何を教え、学ぶのかというその教育本来の意味付けでありそれを送り出す家族側の理解である。日本国を現在皇紀2672年を迎えている。世界各国において建国を祝わない国はないのでまずは「建国されたという事象そのものの記念の日」という意味で「の」を挿入する。防衛大学校でも日本神話の授業受ける、われわれは何を守ろうとしているのかという原点を明確にしようとしている。伝承文化を否定することは自らのアイデンティティーを放棄するのと同じような行為である。祭日とは祭る日、日本国の神々を祭る日。日本人の入浴が衛生的発想というよりもむしろ神々に対する畏怖の念から、まがまがしい邪気を祓う必要にかられて成立したもの。神前に供された餅は年神さまの魂が宿ったものとなり、これを配ることをお年玉とした。かがみ、我を控えることで神が現れる。こどもの日はもともと女の子を祝う日だった。

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著者プロフィール

一般社団法人国際教養振興協会 代表理事、神社情報専門ポータルサイト「神社人」代表、神社文化評論家。1972年生まれ、埼玉県出身。第40代内閣総理大臣東條英機の直系の曾孫にあたる。2008年、全国の神社を検索する仕組みとして神社情報専門ポータルサイト「神社人」を起案。全国1万社以上のデータベース編集を行い、神社・神道の専門家として歩み始める。2013年、一般社団法人国際教養振興協会代表理事に就任。2015年、お正月の意味を知ってしめ縄づくりを体験する「しめ縄づくりプロジェクト」をスタート。米国ロサンゼルスを含め、全国各地の神社や公立小学校、一般企業などで本プログラムを開催する。現在、毎年1,500名ほどが参加。また、しめ縄用のわら生産のために岐阜県の東白川村とも連携し、限界集落の産業振興にも寄与する一方、全国一万人が参加するプロジェクトへ成長させるため、しめ縄づくりの指導者の育成も行う。この他、東京・大阪・名古屋をはじめ、広島、神奈川など全国各地で定例の研究会を主宰し、「日本人として知っておくべき文化や歴史」をテーマに、今まで400本以上の講演会やイベントを執り行っている。

「2020年 『知っておきたい お正月の手引書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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