本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054054240
作品紹介・あらすじ
太平洋戦争の敗北は帝国陸海軍という組織、ひいては日本の社会そのものが抱えていた欠陥の投影だった。本書では、組織論や社会学を駆使して帝国陸海軍の集団としての欠陥や評価、その構成員の問題点までも指摘するという新しい手法で日本軍の敗因を考察する。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
組織論や社会学の観点からアプローチしたもの。読み物としては面白いが、日清・日露はなぜ勝てたのか?という点が抜けているので、説得力がいまひとつ。
-
あくまで内向きの論理で始めた対外戦争だったということか。
当時の陸海軍は、国民はおろか国家すら守ろうとしなかった、ただの武装集団に過ぎない。 -
太平洋戦争における日本軍の敗因を組織論と社会学から見直す。日本民族は情緒に流されやすい。美徳の場合もあるが、最も過酷な社会現象(戦争)では客観性に欠け、悪徳でしかない。滅び行く者の美学。補給なしでよく頑張った。負けると知りながらよく立ち上がった。物量に負けた。これで総括していいのか?
-
戦況の説明とマネージメントの考察を照らし合わせて説明する興味深い本。
ただし読みづらい。
戦況は図表が乏しく、戦後の世代にはイメージがつきづらい。
その結果マネジメントへの話につながりにくい。
全5件中 1 - 5件を表示
著者プロフィール
藤井非三四の作品





