航空要塞トラック 群龍の海 2 (歴史群像新書)

  • 学研パブリッシング (2013年1月29日発売)
3.75
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784054055797

作品紹介・あらすじ

前巻…横山信義、待望の新シリーズ第一弾!昭和16年12月17日黎明、米重爆撃機隊のクェゼリン環礁、そして台湾への爆撃によって、太平洋戦争の火蓋が切られた。艦砲射撃で台湾を蹂躙した米アジア艦隊は、勢いを駆ってその矛先を沖縄へと向ける!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • デラウェア級BB後継のコネチカット級BB!しかもそのデザイン!!
    米太平洋艦隊が、マーシャルに来るのか、トラックなのか!?これは日露戦争での連合艦隊司令部の苦悩を再認識できる描写で良かったな。
    [more]小沢提督の戦死って帯に書かれてたのか。気づかずに読んでて本当に良かった(こんなネタバレ、帯に書くなよ)そして、戦艦に空母を食われてGF長官に戦艦の必要性を直訴する連合航空艦隊司令長官とか、いや、今更無理だからと断るGF長官の描写も良かったなと。

  •  物語の展開としても作者の癖からしても予想通りの米国の反撃。手痛い反撃を受け敗北するところまではいつもどおりだったが、パナマ運河という枷がなくなった米国の刺客は一味違った。結果から見れば拠点防衛に成功した日本側の勝利にも見えるが、艦だけでなく優秀な指揮官まで失ってしまうなど損害は明らかに日本側が大きい。戦術でどこまで粘れるのかという点が重要なのだが、火力の差が大きすぎる。その上、さらなる刺客まで用意されている以上勝ち目がないように思えてくる。

  • サブタイトル「航空要塞トラック」のとおり、米軍のトラック侵攻。
    パナマが繋がってしまって、いくらでもデカイ戦艦を建造できる米国と戦艦を作る金が無い日本の戦いのお話第2巻。

    で、さっそく怪しげな米戦艦登場。40センチ50口径4連装砲塔3基を艦橋前部に配置。ネルソンとリシュリューの合体アメリカ版って感じかな

    次巻は46センチ3連装砲塔4基の戦艦が登場らしい
    航空主兵の日本よりも大艦巨砲の米国がメインの話だったりして
    もしかして20インチ(51センチ)も用意してるのだろうか?

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

横山信義
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始。著書に『八八艦隊物語』『修羅の波濤』『修羅の戦野』『蒼海の尖兵』『海鳴り果つるとき』『砂塵燃ゆ』『ビッグY』『零の守護者』『戦艦「大和」最後の光芒』『擾乱の海』『南海蒼空戦記』『旭日、遥かなり』『不屈の海』『蒼洋の城塞』などシリーズ多数。

「2023年 『連合艦隊西進す6 北海のラグナロク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

横山信義の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×