図解哲学がわかる本: これを読めば“真理”がわかる!?

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  • 学研プラス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054055926

作品紹介・あらすじ

哲人たちが「何を考えたのか」をわかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 10年ほど前に、たしかコンビニで買った本。取り出して読んでみた。古代から現代までの50人の哲学者について、それぞれ4ページで解説。もちろん、簡単なさわりだけなのだが、哲学の大きな流れを感じることはできる。思ったより面白かった。捨てずに保存しよう。

  • kindleで読める哲学の概説書。
    通りいっぺんの「知識」を得られる。かなり網羅的。巻末の用語集も良心的。

    無論だが哲学的体験を得るには各著書(訳書。深く進むなら原著)を読む必要があろう。

  • 【概略】
     「わからない」「難しい」「生きていくのに不要」・・・一般人に疎遠なテーマの「哲学」、その面白さと哲学者達の生い立ちと「人間らしさ」を併せて記述した入門書にふさわしい一冊。

    2019年12月31日 読了
    【書評】
     タレス、ヘラクレイトス、デモクリトス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、トマス・アクィナス、スピノザ、ニーチェ・・・世界史で見たことある!!!な人達ばかり。この本は、学生当時、いかにこれらの名前が記号のように扱われていたかわかる。まぁ、記号のように扱ってたのは自分なんだけど(笑)
     個人的には、教科書に載ってるような著名な人が、いかに人間臭いか?の箇所に萌える(笑)・・・もとい、親近感を覚える(笑)「いくら教養があっても何の役にも立たないじゃないか」と悪口を言われたタレスはムカついて天文学の知識を活用して(オリーブの豊作を予想し)オリーブの搾油機を買い占めて、オリーブが豊作になった途端に高値で売ったりしたエピソードだとか、水腫という身体に水がたまりむくむ病気を治すべく、牛の糞を身体に塗って地面に横たわって、太陽の熱で体内の水分を蒸発させようとしたヘラクレイトスとか・・・もう、ムラムラくる(笑)ちなみにこのヘラクレイトスが語った「万物は流転する」につき、「同じ川に二度踏み入ることはできない」なんて「おぉ~」って思うもんね。
     掲載された全ての哲学者を追っかけるのは難しいけど、せっかく興味が湧いたから、可能な限り本を読んでみたいね。これからの自分の中での化学反応が楽しみ。

  • Kindle版。すらすらーっと読める。要するにこんな感じという程度で総ざらい。コンパクトなのでさらっと読み通す分には重宝すると思う。

  • 平易な解説で、カビ臭くなくて良い。哲学書はともすると嫌われて、カビ臭くなってくるものだが、この本は若年層には良い刺激になるだろう。

  • 竹田さんは高校時代から結構ファンで、ほぼすべての著作を持っている(と思う)。
    コンビニに行ったらたまたま見つけたので買ってきました。
    まあタイトルや売り場から容易に想像できるように、有名哲学者の思想のエッセンスを簡単に述べるという内容。
    「世界」とか「神」とかのカテゴリー分けをしてるところが新しいのかな。

    にしても、まあこの内容で500円って、大丈夫か?
    どうやって儲け出してるんだろう、と余計なことについて哲学してしまうのであった。

  • アンチョコとして購入予定

    学研パブリッシングのPR
    「難しいイメージがつきまとう哲学。古代から現代に至るそんなさまざまな哲学をひとつひとつ、わかりやすい言葉で丁寧に解説した哲学入門書である。新進気鋭の執筆者たちが、哲学の面白さを開陳。豊富な図版と併せて、だれもが哲学に親しめる、画期的な一冊。 」

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著者プロフィール

1947年生まれ。哲学者、文芸評論家。著書に『「自分」を生きるための思想入門』(ちくま文庫)、『人間的自由の条件ーヘーゲルとポストモダン思想』(講談社)など。

「2007年 『自由は人間を幸福にするか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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