宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた (学研科学選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054057029

作品紹介・あらすじ

ロケットをつくって本気で宇宙へ行こうと結集した漫画家、作家、元IT社長たち。つけたグループ名は「なつのロケット団」。汎用部品を使って安価なロケットを開発し、衛星の軌道投入、そして有人宇宙飛行を目指す。抱腹絶倒のロケット開発ドキュメンタリー!

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて読み。
    あさりよしとおの本だから。
    それと、「ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸---- メーヴェが飛ぶまでの10年間」の八谷和彦の本の中に、なつのロケット団のことが載ってたので。
    読みきれずに返却したので、また今度借りて読む。

  • なかなか面白かった

  • 自作でロケットを作り、本気で宇宙へ行くことを目指し結成した『なつのロケット団』。その内訳は、作家やイラストレーター、元IT社長と多種多様なメンバーで構成されています。ホームセンターで売っているような安価な部品を使って、どうやってロケットを作るのか。知恵を絞って着実に夢に近づいていく姿にワクワクします。

  • go

  • ロケットを作る本
    作ろうとするおっさんたちの本

    素人たちといいながら専門家がいるし
    強力そうなパトロンがいるけども
    正直な感想はうらやましい

    ホリエモンがかっこいいなと
    思えるのもこの本のいいところか

    ロケット開発のため
    仕事を辞めた人
    就職を辞退した人
    夢に殉じる人たちのかっこよさ

  • 「実録なつのロケット団」のサブタイトルのほうがピッタリ。
    『なつのロケット』という、小学生がロケットを作って打ち上げる、というマンガがあり、それに触発されたオヤジがロケットを作って打ち上げる、というノンフィククション。
    まだ、衛星軌道に乗っていないのと、徐々にオヤジ達の夢から若手を育成しつつの事業化にフェーズが移ってきているのが、書籍化のタイミングと、本書から感じる「不完全燃焼」的なコストパフォーマンスの由来だろうか。
    元ネタともいえる小説『夏のロケット』との三部作で。ルーツは『オネアミスの翼』まで遡るのだろうか、それとも普遍的願望なのだろうか。

  • 人生をこんなにも楽しんでいる大人達がいるのか

    これが、読後の感想だった。
    ポップな表紙にあさりさんのキュートな差絵、勇ましい男達の集合写真やロケットの爆破写真。統一感があるようで、ない。本書は、自作ロケットで宇宙へ行こうとしている「なつのロケット団」の活動記録とも言うべき一冊だ。国家を頼らず、あくまでも民間主体で開発を進める集団。職業も様々で、ホームセンターで購入した材料で、自宅の台所や風呂場でせっせとロケットのパーツを作成し、月に一度、全員が集合し、検討を重ねる。正気の沙汰ではない。届かぬ夢だ、と思いつつ読み進めるも、気持ちは徐々に宇宙へと飛んでいく。会社を辞め、一人、富士の袖野でロケットエンジンを開発(!)していた仲間も加わり、植松電機の協力のもと、北海道で打ち上げが始まる。はたして民間宇宙開発事業の金字塔となりうるか。

    ここで彼らの熱き本気度を本文から引用する。
    「有人宇宙船が完成し、安全性の確認をする段階になったら「生きて帰って来れなくてもいいから」と念書を書いて一番乗りをするつもりだが、たぶんメンバー全員、同じことを考えているんだろう。」ちなみに、ほりえもんこと堀江貴文も、そのメンバーのひとりだ。

  • まんがサイエンスシリーズでおなじみのあさりよしとおさん達のロケットDIY。宇宙だ、ロケットだ、JAXAだ、ってもう自分には遠い世界な技術の最先端も、ホームセンターの部品売場から地続きなのかも。(i44)

  • ありがちな、おっさんが少年の日の夢を追う、という話だと思ったら、ホリエモンまで巻き込んで、まじでロケットを作っているのだった。ちょっとびっくり。

    でも実は、ありがちな、おっさんが少年の日の夢を追う、という話が読みたかった気がしないでもない。大人の夢というのはたぶん、資金計画や、マイルストーンや、根回しやアライアンスといったものと無縁ではいられないのだろうけれど、それだったら一生懸命勉強して、JAXAとかNASAに入って、仕事としてロケットに携わるのが正道でもあり近道でもある気がする。本気でやりたいのか、そうでもないのか、なんかいまひとつ座りが悪く、入り込めなかった。

  • 内容の面白さは5星だが読んでいてつまらない
    普通の人にわかるように読みやすくしすぎたから?
    題材が最高なのにもったいない

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。漫画家。宇宙作家クラブ会員。代表作に『まんがサイエンス』シリーズ、『宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた 実録なつのロケット団』など。

「2013年 『まんがサイエンスSelection』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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